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今朝のウォーキングミュージック ポール・サイモン「ひとりごと」1973年

今朝のウォーキングミュージック
ポール・サイモン「ひとりごと」1973年

ポール・サイモンのセカンドソロアルバム
先行シングルの「コダクローム」の良く出来てること。
これぞ、ヒット曲って、見事な作り。
一回聴いただけで気に入った。
しかし、シングルは買わずに、LPレコードを。
アルバムも良い曲揃い。
その中から
「コダクローム」の後に、次々にシングルカットされ、それもヒット。
結局、10曲入りのLPレコードから、4種くらいのシングルが出たんじゃないかな。
4種のシングルというと、8曲。
つまり、アルバム10曲のうち8曲をシングルに。
これは、記憶では、エルトンかマーク・ボランに批判されていた。
エルトン・ジョンも
T.Rex もシングル盤は、A面はアルバムに入っていても、B面にはアルバムに入れてない曲を入れていたし、時には2曲入れたマキシシングルなんてのを出していた。
我々ファンとして
私みたいに、シングルがアルバムと重複するときはアルバムだけ買う。
シングルB面がアルバム未収録だと、財布と相談して買うか決めた。
友人にさ、どっちも欲しいと買っていた人もいたが、少ないと思う。
また、新人とかは、先にシングルを買い、曲が重複しても欲しいくらいの気持ちになったら、アルバムを買った。
クリス・スペディングの「ギター・ジャンボリー」は噂を聞いて興味を持ち、まずはシングルを。
で、こりゃ、面白いとアルバム買ったら、「ギター・ジャンボリー」とは全く違うスタンダードなロックンロールばっかりで、ちとがっかり。
シングルのB面の曲調がアルバム全体の曲調だったんで、そこから推察すれば良かったと後悔。
しかし、その軽めのロックンロール、ロカビリーっぽいのも、だんだんと気に入ってはきたが。

話、戻そう。
この「ひとりごと」
リアルタイムで、LPレコードを買い
その後のCD化を買い
数年前に友人から、4チャンネルのレコードを貰い
今に至っている。
ネットには、その4チャンネルをデジタル化した音源もある。
いい時代だね。

ポール・サイモンは、その後「グレイスランド」とか評価高い作品をいろいろ出したが
私は、この「ひとりごと」と
シングルヒット「僕とフリオと校庭で」とか入った最初のソロアルバムが大好き。

久しぶりに聴いたけど
やっぱり、いい!
「コダクローム」
ヒットするしかない完璧な曲。
歌唱も演奏も実に素晴らしい!

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