今朝のウォーキングミュージック ジョニー・ウインター「狂乱のライブ」1976年
今朝のウォーキングミュージック
ジョニー・ウインター「狂乱のライブ」1976年
レコード頭の二曲だけで買う価値あり!
同い年の従兄弟がいて、彼は、三月生まれの私より常に身体が大きく、ロックとかに目覚めるのも早く、ギターも弾き、バンドもやっていた。
夏のある日
彼の部屋で、彼の友人が持ってきたというカセットテープを聴いていた。
様々な曲がオムニバス的に一曲ずつ入っていた。
その中に
🎵ロウ ロウ ロウズ ウイズ ミー🎵
というサビのあるギターがカッコいい曲があった。
「これ、誰?」
私より先に行ってると自負してる従兄弟は
「ああ、こるか、ジョー・ウォルシュだよ」と。
それから
この「ロール・ウイズ・ミー」という曲探しが始まった。
今なら間違えることが不思議だが
私も友人もジョー・ウォルシュとジョニー・ウインターの声もギターも見分けがつかなかったんだね。
恥ずかしいことに。
知ったかぶりの従兄弟に迷い道に連れ込まれた。
後に
ジョニー・ウインターとわかり
この「狂乱のライブ」を買ったわけだ。
このライブ盤
まず、一曲目「ボニー・モロニー」から突っ走る。
イントロは、軽くフェイザーかけたようなジョニーのギターから始まる。
実にカッコいいギターリフ
のりのり。
吠えるように歌うジョニー!
最初のギターソロは、リック・デリンジャーが弟のエドガーのほうに行ってしまい
代わりのフロイド・ラドフォード。
なかなかのノリよいギター。
歌をワンコーラス挟み
ついに、ジョニーのギターが火を吹く。
実に饒舌なギターだ。
フレーズが迸る。
指が、動いて、動いて、たまらない、止まらない。
続いて
探しまくった曲「ロール・ウイズ・ミー」
これ
これ
このギターリフが大好き。
このサビが大好き。
スタジオテイクより10倍のノリで突っ走っていく。
この後も、ジョン・レノンの「ロックンロール・ピープル」や
ディランの名曲「ハイウェイ61」でのスライドギター爆発とか
聴きどころはある。
しかし
断言する
冒頭の二曲だけでも
このライブ盤を買う価値がある。
そんなこと
思いながら
楽しくウォーキングしてきました。
もちろん、歩幅は広く、ピッチも早めに。
効果あるウォーキングには
のりのりのロックンロールだね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?