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両親との和解。

4年ほど前に購入した『20代にしておきたい17のこと』(著者:本田健/出版:大和書房)

これからの人生を豊かに、そして幸せに生きるために、20代のうちにしておきたい大切な17つのことが書かれた本です。

(ちなみに、30代、40代、50代、60代バージョンもあります。然るべき時になったら、これらも読んでみる予定。)

この中に書かれている「両親と和解する」は、20代のうちにできたことの1つです。

ちょうど昨年の今頃でした。

コロナ渦や、度重なる母と私の喧嘩で、3年以上会っていなかった両親。

急に「お父さんが新幹線に乗りたいんだって〜!by母」と2人で東京に来て、久しぶりに顔を合わせた日。

今でも良く覚えています。東京駅の改札で両親の顔を見たときの気まずさ。でもすぐに気持ちが緩んで「あぁ、やっぱり家族だな」と。

会わない間、母とは考え方の違いでたくさん喧嘩をしました。1年以上連絡を取らない時期もあったほど。

真面目で保守的な母と、自由を好む私。今流行りのMBTIで言えば、母は規範型で、私は柔軟型。真反対なんですよね。

学生時代の進路選択や、社会人になってからの仕事や生き方について、私は母の「こうするべき」が辛かったし、母は私の「こうしたい」に困惑していました。

何度も何度も喧嘩をして、3年以上顔を合わせず、ついには1年以上も連絡を取らなかったこの期間。

私と母にとっては、お互いの考え方の違いに冷静に向き合うために必要な期間だったと思います。

家族であれ、別の考えを持った別の人間であること。

これに気付けた今では、今までで1番いい関係を築けていると思います。

考え方が違うことを理解して関わっているし、大切な家族だから、その違った考え方にも寄り添っている。お互いを認め合っている。

辛い時期もあったけど、仲直りできて本当によかった。

...

でも、25歳から27歳まで両親に顔を見せなかっただなんて。なんて親不孝なことをしてしまったんだと、とても申し訳ない気持ちでいっぱいです。

どれだけ心配かけたか。どれだけの楽しみを奪ったか。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

これからは、たくさん話して、たくさん顔を見せに帰ろうと思います。

両親と和解できたから。

(両親と言いつつ母のことばかりで、父のことを書けていないけど、母と同じく大切で尊敬する父。またどこかで書いてみようと思います。)



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