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【雑談】文章の書き方について

 私がよく思うのが、文章は服のコーディネートみたいだということ。

 同系色でまとめていって、帽子に差し色を入れたり。

 フォーマルな場では丁寧な表現を、カジュアルな場では少しふざけてみたり。

 1人で見る日記は部屋着みたいな適当な文章でもいい。書きやすければいいんだから。

 例えば、「朝ごはん」「朝食」「朝メシ」「朝餉」

 同じ意味なのにパッと4種類出てきた。何なら「朝御飯」「あさごはん」で分けてもいい。

 同じ意味だからと言って、どれでも良いわけではない。どの言葉にも独特の雰囲気がある。

 日本語はなかなかの鬼畜言語で、ひらがな、カタカナ、漢字にすることの意味が感じ取れないといけないらしい。

 この話で一番言いたいのは、難しい言葉を使える=頭が良い文章、とは限らないということだ。

 語彙の特殊さよりも、全体で見たときのバランス、言葉と言葉の接続、混ぜても汚くならないか、というようなセンスが重要になってくる。

 世に名だたる作家さん達は人外なので、カッコいい言葉回しで鮮烈な文章をバンバン叩き出すけれど、ああいうのは余程の才能か経験がないと無理だ。

 シチュエーションとか一つの文章で使っている語彙がチグハグな人がいる。

 格好つけたくて難しい熟語を交ぜてみたは良いものの、周りの言葉とのバランスが取れていなくて結局幼稚な文章だ、という印象を与えてしまったり。

 例えば、話し言葉の「〜って思う」みたいな促音便使っておきながら概括化だの絶対的だのややこしい言葉を入れたりする、などなど。

 カジュアルな場面なら何書いたって良いと思うが、真面目に自分の意見を作文したりするときだと、そもそも言葉の使い方間違えてて恥をかくことだってある。

 大切なのは、しっかり言葉の色を読み取って、一番ぴったり来る物を選んであげること。

 超高級ブランドの服でモデルみたいにコーデできたらそれに越したことはない。

 でも、高い服だけど全身チグハグな人より、一般的なブランドでも全身見て好感が持てる人の方が素敵だとは思わないだろうか。



※なんか偉そうなこと言ってますが筆者は文章下手くそ語彙力難民です。

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