離陸してから窓からの景色を眺めていた。浮遊感とワクワク感と非現実感。雲の上を飛んでいる時は、ひたすらにゆったりとした時間がそこには流れていた。雲の上は晴れていて眩しくて雲が集まって海の上を浮いていた。まるで綿菓子の大海原のよう。どこまでも柔らかな質感の白い雲が一面に拡がっていた。
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