他人の真似だけではビジネスが続かない理由

こんにちは、外山です。
今日は、よくある「TTP（徹底的にパクる）」という、SNS界隈の風潮に異議を唱えたいと思います。笑

SNS起業家でよくあるのが、上手くいっている人のコンテンツや、やり方をパクればいいという意見。

正直、全く賛同しかねるのですが、いわゆる

・稼げれば何でも良い
・みんなやっている
・楽して稼げるんだから、都合が良い

という人が多いみたいだ。

僕の意見では、自分のビジネスを持ち、その商品・サービスで、顧客に対価をいただいてきちんと価値提供するのであれば、 少なからず独自性が必須だと考えている。

"独自性とは、自分自身の経験でも良いし、知見でも、これまで培ってきたスキルや知識や、自ら発見した新規アイデアなど、その人独自の人生経験や体験によって生み出されたもので、かつ、顧客の理想とする状態を後押しするもの"と定義している。

なぜ、独自性にこだわるかと言うと、他人が作ったコンテンツで塗り固められた商品・サービスには、 あなたから買うべき理由がないし、そもそも、その倫理観が嫌いだからだ。笑

だから、パクれば良いと安易に考える起業家は一時的には、ビジネスがうまくいくかもしれないが、結果的に、顧客から、中長期的には選ばれない運命を辿ってしまうと思う。

最終的に、ビジネスを維持し続ける上で重要なのは、「顧客とのつながり」だからだ。

だからこそ、起業家は、自分のこれまで培ってきた知識・経験・スキルから、

・誰に、どのような価値提供ができるか
・一般的には常識とされているが、自分の経験から、真実は異なると思うことは何か

を自問自答しながら、表面的には似たような商品・サービスでも

「あなたらしさ」 「あなたの会社らしさ」 を見出し、自分の商品・サービスへ取り入れていくことが必須

だと僕は思う。

なぜなら、それこそが、

あなたのビジネスが社会に存在すべき理由

であるし、

あなたの商品・サービスの持つ本質的な差別化要素

だと思うからである。

まとめとしては、他社や他人ばかり見るのではなく、起業家は、もっと自分の中にある価値や持っている価値観・哲学を大事にすべきだ。

そして、もっと顧客にフォーカスして、顧客はどんな満たされていないニーズがあるのか、どんなことに不便を感じているのかに関心を持とう。

そうすることで、あなたのビジネスは、誰かに真似されるオリジナルなものに昇華されていくと、私は多くの起業家の観察を通して、また経験則としても思っているのだ。

外山

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