この作品を見る前に"胸糞注意"と感想とか評価とか知恵袋とかに書いていたので私は覚悟していたのですが個人的にそこまで胸糞悪いとは思いませんでした。ただ、孤独と虚しさが臓器を埋めるような感じがしました。
これが胸糞悪いということなんでしょうか、後でググってみますね。
ひとことあらすじ
夫の一方的な別れにより妻子の生活が崩壊していく
詳しいあらすじはググってください((2回目
感想
正直、自分が此処まで生きて成長出来たのはある意味軌跡なんだと思いました。無知で無力な幼い子にとって母親がすべてであり、そんな母親から手を離されてしまったら子は普通に考えて生きられないですよね。(『子宮に沈める』のようなまだ小さい子の場合)
母親が手を放すことなんて簡単なことなんですよ、きっと。
けれどそれは法も愛も許してくれない。でもまれにそれを破る人がいる。
それも理由は様々。
『子宮に沈める』では母親を物理的に救える人がいなかったから、やり方は間違っているけどそれが勇逸自分で自分を救える方法だったのではないかと思います。けれどやり方は間違っているのでそれは"現実逃避"というのでしょうね。
母親がどんな情を抱いていたのか見とくのは難しいですが自らの手で殺めてしまうことへの罪悪感はせめて持ってほしいものです。
ラストに突っ込みたい
個人的に何個か思った場面があるので話しておきたいです。先にいっときます、別に言わんでもよくない??
・母親が戻ってきたシーン
⇒ あ、幸ちゃん生きてる時に戻ってきたんだ(希望)
・幸ちゃんをお風呂で沈めるシーン
⇒ え、殺しちゃうの(絶望)
・子宮に針さすシーン ⇒ 痛い痛い痛い
まとめ
"母親だけが悪いんじゃない" "あの事件を風化させない"
また感想とか評価とか知恵袋とか漁ってると真に伝えたいことはそういうことらしいです。誰かが言ってましたがまるでリアルに隠し撮りしてるかのような映像といえるのがまさしくこの作品。BGMもなく崩壊していく過程を淡々とみてるような、まさしく我々が傍観者といえるでしょう。ちょっと気持ち悪いです。
"母親"について述べましたがその周囲にも目を向けることはとても大切なことですね。自分の書きたいように書いたので詳しいことや気分を悪くされた方は他の方の記事を読むことを勧めします。
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