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子どもっていくつよ?

一泊二日で温泉街にいきました。旅館に泊まった。そこは「お子様大歓迎」を謳っていて、プールあり、キッズルームあり、子供向け設備(ベビーベッドやお風呂椅子、ベビーオイル、離乳食など)も充実、とのことだった。
我が家には未就学児~学生の子どもが数人いて、そこには本来2年前に泊まる予定だった。それがコロナでダメになり、昨年は里帰りがあり、ようやく今年やり直しが果たせたのだった。
果たして、ようやくたどり着いたそこは、バスの停留所まで迎えに来てくれ、スリッパは子ども用だけで3サイズほどあり、かかとにゴムもつけてあり、ロビーのテレビは延々と子ども向け映画が流してあり…と書いていけばキリがないほど子ども向けであった。
我が家の子どもたちは大喜びで大興奮、保護者的にも相手をするのは大変だったが旅館に来てまで退屈だのなんだの言われるよりはましなのでよかったよかった、と胸を撫でおろしながら過ごした。

つまり我が家がその宿についてレビューを書くなら少なくとも星4つ以上で、大満足でした、と書くという話。
もしくはこれまでだったら宿の名前を挙げて『子ども連れにおすすめの〇〇温泉の宿はここ!』的なお役立ちnoteを書いちゃう可能性もあった。

と、ここで話は少々前にさかのぼる。秋が終わる頃、私と、子どもたちの内過半数が体調を崩した。コロナではなかったので夫は休みにならず、私は泣きながら面倒を見ていた。全員が中学生以上ならわからないが、未就学児を含む面々の内体調不良と健康児が混ざっている状況はカオスである。病院に連れて行くのも民族大移動状態。カオスの数日目、私一人だけ点滴することになった。我が家からかかりつけ医院は幼稚園児以上なら子どもが一人で来られるくらい目と鼻の先である。その頃には私以外はほとんど元気という状態だったため、家において病院に行った。
そして病院で子どもをおいてきていることに気づかれ、全部連れてくるよう言われた。
正直「まじかー!」としか思わなかった。なんならイライラした。
医療関係の方にはその方の言い分があって、それはわかるし、その人は絶対に悪くない。けれど、元気な未就学児と一緒に点滴1時間はもうほんと勘弁してほしいやつ。
そして案の定未就学児はいい子にできなくて、私は逆血を繰り返し、「誰かお子さん見に来てくれないんですか」と言われる羽目になった。

繰り返しになるが、看護師さんは悪くない。ただ、看護師さんが優先しているものと私が優先しているものは違う。
夫は隣県に出ていたので呼んでもすぐに帰れないし、前日まで調子を崩していた子どもを人に預けることはできない。けれど、誰かに子どもを預けて休まなければ私の体は治らない、にっちもさっちもどっちもこっちもブルドッグである。

というとこまで書いて、タイムリミットになってしまったので明日に続く。
最初の写真、温泉じゃなくて病院にすべきでしたね……。

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