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入院持ち物リスト1 (基本の病院から指定される物編)


誰もが気になる入院持ち物リスト

入院に必要な物って気になりますよね。
私も色々なサイトで持ち物リストを見て必要なものを準備しました。
病院で貰えるパンフレットに書いてある持ち物リストは最低限です。
もちろんそれだけでも入院するには問題ありません。
ですが、少しでも快適に過ごすには全く足りていないのも事実です。
そこで今回自分が入院して必要だった物等を公開したいと思います。

基本の病院から指定される物

まずはパンフレットに書いてある持ち物リスト。
これは病院によって名称が少しだけ違ったり、まとまっていたりします。


  • 健康保険証(各種医療証)

  • 診察券

  • 入院誓約書(申込書とセットの場合もある)

  • 入院履歴申告書

  • 入院予約表

  • 患者情報・同意書・問診票等

  • 寝間着、タオル等のレンタル申込書

  • 限度額適応認定証かマイナンバーカード(保険証紐付け済、パスワードか顔認証)

  • 入院保証金(預かり金) 不要な病院もある

  • 印鑑(不要な病院もある)

  • お薬手帳・常備薬(あれば)

  • 現金(売店や退院時の支払用に。電子決済やクレジット等が使えるならそちらでも可。ただし、貴重品なので取り扱いには注意をすること)


この辺は手続きで必要になります。入退院受付で提出、入院するスタッフステーション提出と分かれていると思います。
病院によって場所やタイミングが異なると思いますので、入院のパンフレットを貰ったら必ずそちらで確認してくださいね。

自分なりに細かく解説していきますが、あくまで個人の意見です。

●健康保険証(各種医療証)、限度額適応認定証、マイナンバーカード
保険証と紐付けしたマイナンバーはあると便利です。
パスワードか顔認証を求められますので、事前に確認しておきましょう。
不安だったので、顔認証にしました。
手術等で高額になる可能性がある場合、今までは限度額適応認定証を会社や、健保等に自分で申請しないといけなかったのが、マイナンバーカードを提示するだけで済みます。
所得区分もマイナンバーのサイトにログインすると載っているので確認も簡単です。

●患者情報・同意書・問診票等
入院前に渡される書類で事前に記入します。
家族の構成や入院歴等を記入したり、手術をする場合は麻酔や輸血の同意書などがあります。クリアファイルを用意しておくと管理が楽になります。
押印が求められる場合もあるので、はんこも事前に用意しとくと楽です。100均のでも大丈夫だと思います。

●寝間着、タオル等のレンタル申込書
レンタルするなら申し込みは必須です。受付等で用紙をもらって記入したり、Webから申し込み等、いくつか選択肢があると思いますので、あった方法で申し込みましょう。
プラン等は病院側が契約している業者の内容で違うので、詳しい内容はそちらで確認してください。

●入院保証金(預かり金)
これは病院によって変わってくると思います。
今まで家族の合わせて、4カ所違う病院に入院しましたが、書類記入のみの所と保証金を支払うところとありました。

金額は、10万円が多かったです。今回入院した所は、連帯保証人が居ないと20万円を病院に預けないといけないので注意が必要でした。
現金一括20万は戻ってくるとはいえ、それなりの額ですので焦りますね。

●お薬手帳・常備薬(あれば)
今回初めてお薬手帳を貰いました。薬を貰ったとき一緒にシールを貰えるのでソレを貼って終了。
常備薬がある場合は、入院期間分の薬を用意し、1回分をまとめて包装しておくと楽みたいです。

●現金
近年の電子決済の普及で自動販売機もカードで支払えるのでそこまで手元には用意しませんでした。
コインランドリーもテレビカードで支払えたので、事前にテレビカード2000円分を購入しただけになります。
売店はQRコード決済が使えたのでそちらを使用。
なので、実際に現金を病院で出したのは

預かり金で20万円
テレビカード購入2000円
だけになります。

それ以外は全部クレジットカード又はスマホでQRコード、ポイント決済で終了。
入院期間によりますが、現金以外の支払い方法があるなら現金を持ち歩かなくても何とかなります。
注意が必要だとすれば、電子決済は稀にメンテ中の可能性がある位でしょうか。


レンタルをするかどうか


入院したとき、どうするか悩む箇所の一つだと思います。
前の記事でも書きましたが、私は自分で用意した物を使いました。
理由はパジャマの買い置きと、タオルの買い置きがあったからです。
母親の入院用の予備があり、それを使いました。

そんな買い置きがあるならば自前のが良いですが、一から用意するなら
レンタルのがお得です!

パジャマの値段は安くても2000円から。3000円位が相場でしょうか?良い物だと1着4~5000円。こだわればその分お金がかかります。
タオル類は衣料品を扱うところに行けば、お手頃価格で手に入ります。もちろんこだわった分だけ費用がかかりますので、その辺はお財布と相談でしょう。

仮にパジャマが2000円で買えたとしても3着買えば6000円です。
レンタルはプランによりますが寝間着とタオルのセットで、1日約600円~700円。これにアメニティが付いてきます。
はっきり言って、2週間位ならレンタルのがお得です。
ただし、退院後もパジャマで寝たい。タオルもこの際新しく替えたい!というなら買い揃えるのもありかもしれません。
気をつけることがあるとすれば、手術後最初に着るパジャマは汚れる可能性が高いことです。
私の場合、採血等をしたときについたのか血痕がいくつかありました。
手術の内容によるのでしょうが、手術後ほぼ点滴が抜けないため、着替えるタイミングが無かったです。後、自力で着替える気力も無かったです。

洗濯を考えても最低2着はパジャマが欲しいです。3、4着あれば汚しても着替えられるので安心できると思います。
私は4着持っていきましたが1着は厚手のパジャマだった為、寝間着としてでなく、日中のデイルームや売店等に行くときに羽織っていました。
あと少しごわごわだったので、そのまま着るのには痒くて無理でした。
普段は平気でも、入院中は些細な事でも敏感に反応します。
なるべく肌触りの良い物や着慣れた物がオススメです。

タオル類は、バスタオルとタオルを4セット用意しました。
使い方によりますが、3セットもあれば回せます。
洗濯することを考えて、バスタオルは大きすぎない物を用意すると乾燥機の時間が短くなるかもしれません。
オススメは乾燥機OKのマイクロファイバータオルです。これ一枚あればお風呂の時、バスタオルを使わなくても良くなります。
私は身体を洗うように布巾サイズのファイバータオルを持参しましたが、身体を洗う以外でも大活躍でした。


生活用品

入院中に必要なものとしてパンフレットに載っている物です。
この辺も病院によって多少異なっていました。


  • タオル・バスタオル(レンタル有)

  • 寝間着(前開きしやすく、ゴムなどで締め付けていない物)(レンタル有)

  • 洗面用具(歯ブラシ・歯磨き粉・コップ(割れない物)・ヘアブラシ)

  • ヘアドライヤー(貸し出し有)

  • 入浴用品(シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ又は石けん)

  • 下着類(靴下・ショーツ等)

  • 履き物(かかとを覆う滑りにくく、履き慣れた物)

  • ティッシュペーパー

  • イアホン

  • マスク

  • 眼鏡・眼鏡ケース


タオル・バスタオル(レンタル有)
レンタルの箇所でも触れたとおりですが、自前の場合は洗濯する場合を考慮して用意すると楽になります。

寝間着・パジャマ 
病棟は常に一定の温度に保たれています。入院した病棟は入院期間中23℃~24℃でした。
その為、真冬だからと言って厚手のパジャマにする必要は無いです。むしろ厚手にしたら暑くて寝苦しいかもしれません。
私は手術後、熱が出てかなり汗をかきました。オススメは春秋用にし、寒い場合は一枚羽織るにすると良いと思います。

前開きしやすく、ゴムなどで締め付けていない物
手術の場合、点滴をするのでゴムなどで締め付けていると邪魔なのかもしれません。
パジャマを自前で用意するときは確認して購入しましょう。
ズボンの丈が長すぎると転倒する可能性がありますので、試し履きをして長かったら調整しておきましょう。

洗面用具(歯ブラシ・歯磨き粉・コップ(割れない物)・ヘアブラシ)
レンタルだとアメニティとしてついてくる場合があります。
自前で用意する場合は、旅行用を買うかいつも使っている物を持っていくで十分だと思います。
コップもプラスチックやシリコンのコップが100均で買えます。
オススメは、フタ付きストロー穴つきのプラスチックのコップです。
手術後は身体を曲げられなかったので思うように動けず、ストローがないと水を口に入れられませんでした。

ヘアドライヤー(貸し出し有)
貸し出しがあるので、そちらで十分だと思います。
使う場合もシャワー室のみになると思います。

髪について
手術の内容にもよりますが、シャワー入れるまで5日かかりました。
長い髪の場合は色々大変なので、こだわりがなければ短めにカットするのもありだと思います。
私もショートに切りましたし、他の方も入院前にカットしているみたいでした。

下着類(靴下・ショーツ等)
これも手術の内容によりますが、入院期間中は医療用の弾性ストッキングを常に履いていました。
その為、お風呂上がりに洗濯したときに靴下に履き替え、乾かしたらまた弾性ストッキングを履く。の繰り返しなので1足でたりました。
弾性ストッキングを履かない場合は、毎日履き替えるなら洗濯の有無でその分用意すれば問題ないと思います。

ショーツ
私は開腹手術だったので、指定された物を用意しました。
指定されない場合は普段履いているタイプで問題ないと思います。
手術の内容によっては、看護師さんに着替えを手伝ってもらうかもしれません。その辺を意識して用意した方が良いと思います。
私は指定されたのもありますが、新品を用意しました。(一度洗濯した物)
ただ手術後、抵抗力等が弱くなっていたせいか、化繊のショーツが痒くて履いていられませんでした。
綿の肌触りが良い物をオススメします。

履き物(かかとを覆う滑りにくく、履き慣れた物) スリッパNG
病院によって、普段履いているスニーカー可。のようです。
ただし手術後身体が思うように動かないので、かかとを潰さないと履けませんでした。
そういった事もあるので、出来れば入院用に履き物を準備すると気楽になります。
オススメはスリッポン。
ひもや留め具がなくて、足をすべり込ませるだけで履ける靴なので非常に楽です。

スリッポン

ティッシュペーパー
普段使っている物で大丈夫。半分も使いませんでした。

イアホン
これはテレビ用のことを指しています。テレビまで距離があるので長めの物が良いです。病院の売店で売っているので下手に探すなら買うのが楽です。

マスク
基本は感染症対策に必要ですが、病棟内は乾燥しているのであった方が良いです。

眼鏡・眼鏡ケース
手術の場合は、コンタクトレンズ不可なので必要です。
普段かけている方は、眼鏡ケースを忘れがちになりますので注意してください。手術前しまうのに必要になります。


入院する内容によって追加で指定される物

手術の内容によって追加で用意する物があります。
今回、子宮筋腫で開腹手術をしたのでそちらを記載します。


  • ペットボトル用ストローキャップ・ペットボトル飲料、水かお茶

  • 昼用ナプキン 1パック

  • 夜用ナプキン 数枚

  • ゆったりとしたショーツ(お腹を締め付けない物) 数枚

  • T字帯(T字パンツ型でも可) 1個

  • 腹帯(開腹手術の方) 1個

  • 追加の同意書(輸血や麻酔等、手術内容によって変わる)


ペットボトル用ストローキャップ・ペットボトル飲料、水かお茶
手術によっては数日動けないので、ストローキャップとペットボトル飲料は必要です。
持っていくなら水が一番使いやすいです。
ストローキャップは合わないメーカーもあるので一度試してからが確実です。アタッチメントがあれば一緒に持っていきましょう。

昼用ナプキン 1パック・夜用ナプキン 数枚
実際は1パックも使いませんでした。
ナプキンが必要になるのは術後出血する場合があるので、出血なければそこまで必要にはならないと思います。
夜用ナプキン 数枚は手術後に使用しました。
こちらも術後の出血の有無によって使う量が変わると思います。
問題なければ出血と言える量は出ないはずなので、数枚もあれば足りると思います。

ゆったりとしたショーツ(お腹を締め付けない物) 数枚
前の記事でも少し書きましたが、持ち物で一番悩んだ物になります。
個人的なオススメは、いつも履いているサイズより1サイズ上の物。
手術後、ナプキンを使用するので蒸れます。
化繊の物は体質によって痒くなるので、綿100%かそれに近い割合の物が良いです。
開腹手術だと、術後大きな傷保護のテープ(絆創膏のような物)が貼られます。
その為、傷口に直接当たることは無いです。

T字帯(T字パンツ型でも可) 1個
病院から指定されます。売店で売っていますと案内されますが、他でも買うことが出来るので手間や金額を考えて選びましょう。
価格を調べたら売店の金額と余り差が無かったので、売店で買いました。
ちなみに、T字パンツ型を買いました。

腹帯(開腹手術の方) 1個
こちらも病院から指定されます。売店で売っていますと案内されますが、他でも買うことが出来るので手間や金額を考えて選びましょう。
こちらは価格を調べたら売店のが高かったのと、他の腹帯が気になったのでアマゾンで購入しました。

腹帯。手術前のお腹の大きさって妊婦さんと大差なかったかも

追加の同意書(輸血や麻酔等、手術内容によって変わる)
病院で説明されるときに一緒に同意書にサインをすると思いますが、持ち帰ってサインする場合もあるようです。
同意書がないと手術できませんので忘れずに持っていきましょう。
クリアファイル等にまとめておくと管理が楽になります。


レンタルでついてくるアメニティグッズ(サービス品)

最近は寝間着やタオルをレンタルすると、アメニティグッズ(サービス品)がついてくる所もあります。
病院側が契約している所でプランや内容が違うと思いますので、確認してみてください。
今回は実際入院した病院のレンタルで付いてくるアメニティグッズを載せておきます。

  • 歯ブラシ

  • 歯磨き粉

  • フタ付きコップ

  • ストロー

  • ボックスティッシュ

  • ヘアブラシ

  • 口腔スポンジ

  • 食事用エプロン

  • 入歯ケース

  • 入歯洗浄剤

別の病院に入院したときは、アメニティでシャンプーやボディーソープ等がありました。
プラン料金もその分少し高めでしたが、何も用意する必要が無い勢いで揃っていました。時間が無いとき等には便利だと思います。


ここまでが基本の持ち物リストです!
色々ありますね。
入院準備は余裕も持って用意しましょう。
ギリギリになると焦って忘れていたりします。そういうのもあって、予めレンタルに決めると準備が一気に楽になります。
私は家族の入院書類の貰い忘れがあり、入院当日慌てて書いたこともあります。
入院受付の待合室では、小さめの旅行鞄だけの人も居ました。
私は全部持ち込みで、スーツケースSサイズとスーツケースに乗せられるトラベルケース1つで入院しました。
着替えはかなり場所を取ります。スーツケースの中身はほぼパジャマなどの着替えとタオル等の衣類でした。
送り迎えの有無で荷物の量も変えたくなりますので、その辺は環境に合わせて用意してくださいね。


次は、実際持っていって良かった物編になります。


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