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合わない環境にいた話

とりあえず一回やってみよう、とはしてみたんよ。飲み会も行ったし、頑固でへそまがりなわたしなりに迎合に努めた。

それでも、外交的コミュニケーションの根底に潜む暗黙のルールを掴み切ることはできなかったし、嫌なことは嫌やった。そんなん年取ったらどうでも良くなるで、って言われたけど今はまだ気になる。

嫌なことからは自分で距離を取らなければ自分を守れないと気づいたけれど、そうすれば好きなことからも遠ざからざるをえなかった。どうやったら適度に距離が取れるん。

人を傷つけることで得られるおもしろさなんかでは笑いたくないんよ。でも私が生めないおもしろさを作り出せるところ、ほんまにすごいと思う。

自分と違うことは興味深いから知りたいし、お世話になったし、憧れるけど。

わからないことも全部ひっくるめておもしろがれたらよかったな〜。環境のせいにしちゃっていいのか、自分が赤ちゃんだったのかわからんけど、多分どっちもやな。絶対に正しいことなんてないと理解してるけど、自分が譲れないものはあった。自分のことを優柔不断やと思い込んでたけど、そんなこともないんやな。

失敗は怖いけど、自分軸で生きていくって決めたから。とりあえずやってみないとわからんし。今はきらきらの透明ネイルを塗っている。

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