アカツキ

約13年間で10以上の店舗で店長をしてきて、上司とは、上に立つ人間とはどういうものか考…

アカツキ

約13年間で10以上の店舗で店長をしてきて、上司とは、上に立つ人間とはどういうものか考えてきた事を書いてみようと思ってます。言わば、元アパレル店長の戯言です。今は人事採用担当として働いてるので、転職についても気になった事など書いてみようと思います。

最近の記事

部下の人生を預かっているという責任

世の中には色んな上司がいるなぁと転職をしてつくづく感じました。 上部だけいい事言って結局何もしてくれない上司。 自分が良ければ後はどうでもいい上司。 話す時は常に眉間にシワを寄せて睨んでる上司。 物事を教えるのが下手な上司。 コミュニケーションをとるのが下手な上司。 上に書いたのは、実際に僕の上司でいた方々です。誰でも『この人について行きたい』『一緒に働いていて楽しい・成長できる』と思える上司、店舗で言えば店長と仕事をしたいと思います。 でもなかなかそうゆう人と

    • 『人を使う』という言葉が嫌いです。

      店長の時によく上司に聞いた言葉。 『スタッフをうまく使ってお店を回すのが店長の仕事』 個人的にスタッフを使うという表現の仕方がどうしても好きになれず、自分ではこの言葉を使いたくないです。 上司の言いたいことは理解できます。言い方としても日本語としても世間一般でよく使われている言葉みたいなので本来おかしくないのかもしれないですが、僕は表現に違和感があり使いたくありません。 『使う』という表現をした時点で『使われる』側のスタッフは物や駒など、意志のないモノに変わっているよ

      • 感情的になったら負け

        よく怒鳴る人がいます。しかも大声で。 そういう人を見ると 『なんであんなに怒鳴ってるんだろう』 『相手がどうなっているのか見えているんかな』 などと思ってしまいます。 怒鳴ってなくても、眉間にシワを作り威嚇するように睨みつけて、言葉を荒く話す人もいます。 これらの態度はなぜするのかは大体はわかります。相手がミスをしていたり、それについて反省をしていなかったり。タチが悪いのは、自分に非があるにも関わらず、認めたくないから逆ギレして自分が上だと思わせる為などです。

        • スタッフを上司に売り込むのも店長の仕事

          『自エリアの中で次、上に上げたいと思う店長はいますか?』 『いません。』 これは僕が店長をしている時に上司であるSVと、そのまた上司であるエリア長とのやりとりです。 SVが6名に対して、店長が約40人くらいの規模でしたが、40人いる店長の中で1人も上に上げられる人がいなかったという事です。 もちろんその40人の中に本当に誰一人として適切な人間がいなかったのならそう答えても仕方ないと思いますが、エリア長からは『では自エリアの中でもし次に誰かを上げるとしたら誰がいいか』と

        部下の人生を預かっているという責任

          スタッフの変化はすぐに伝える

          髪の色、髪型、メイク、ネイル、服装、アクセサリー、バッグなどなど。 これらの変化に対してスタッフに話しかけることはコミュニケーションをとる方法としてとても効果的です。 スタッフに限らず、お客様や取引先の人など誰に対しても効果はあると思いますが、ここでは店長としていかにスタッフをまとめて、一つのチームとして作り上げるかを考えてますので、あえて対象はスタッフにします。 僕は男で女性スタッフがメインの店舗で店長をしていましたが、スタッフとの距離が縮まって行くのがよくわかりまし

          スタッフの変化はすぐに伝える

          『店長いつもこうですよ。』

          店長になってまだ2〜3ヶ月の頃、スタッフに言われた言葉です。 『店長、いつもこうですよw』 言葉からも何となく察しはつくと思いますが、かなり感じの悪い表情をして言われました。 この時の僕は店長になりたてという事もありましたが、そもそもまだまだ店長なんてレベルでもなければ、スキルもない、自分の強みが何なのかさえ何もわからないただの販売員でした。 そんな僕にこの発言をしてきたのが、3つ歳下の女性スタッフです。 いつもツンツンしていて、愛想もない。挨拶しても返ってこない。

          『店長いつもこうですよ。』

          誰からでも学ぶ姿勢を持つ

          10年以上も店長をしてきて、上司や先輩から多くのことを学ばせてもらいました。それは売上の取り方、レイアウトの作り方、データの分析・検証の仕方、そして店長としての考え方や立ち振る舞い方などは勿論、人間性や人生についてなど本当に色々な事を吸収させてもらいました。 そんな色々なことを多くの方々から学ばせてもらい、自分で良いと思ったことを自分なりにアレンジして、『自分のやり方、考え方』を作り上げ、スタッフにも伝えていきました。 ですが上司や先輩と言っても、そんなに人数がいるわけで

          誰からでも学ぶ姿勢を持つ

          スタッフの成果はスタッフの実績、スタッフのミスは自分の責任

          人は誰でも褒められたいし、認められたいと潜在的に思っているもの。それは新人スタッフでも店長でも、それより上の人でも誰でもそうだと思います。 逆に責められたり、怒られたりするのは嫌なものです。指導という事で注意を受けることはありますし、怒られる方が伸びるタイプだという方もいるかもしれません。そういうタイプだと上長が認識して、育成のために怒ったりすることはいいかもしれませんが、僕は個人的には怒られたくないですし、褒められて伸びるタイプの人間なので怒鳴られて怒られると委縮してしま

          スタッフの成果はスタッフの実績、スタッフのミスは自分の責任

          あいつと働けて良かったと思ってもらえる上司になる

          僕は新卒であるアパレル会社に就職し、約13年間店長として働いていました。現在はその時の経験を活かしながら、違う会社で人事採用担当という仕事をしています。 今回は僕が店長として就業しているとき、常に意識していたことを書いてみたいと思います。というよりも、こんな店長でいたいと思っていた理想像です。 アパレルに限らず、店長という仕事をしている方は全国でも数えきれない程の人数がいますが、その人数分の考え、目標などがあり、そして人それぞれに強みや弱みがあり、日々数字と戦っていること

          あいつと働けて良かったと思ってもらえる上司になる