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「公務員から天地人へ転職。その理由とは。」 コーポレート・小澤 竜也 l\\てんちびとインタビューVol.23

 皆さんこんにちは! 天地人の学生インターンの鈴木です。
 
天地人(てんちじん)は、衛星データを使った土地評価コンサルを行っているJAXA認定ベンチャーです。地球観測衛星の広域かつ高分解能なリモートセンシングデータ(気象情報・地形情報等)や農業分野の様々なデータを活用した、土地評価サービス「天地人コンパス」を提供しています。
 
今回は、てんちびとインタビューの第23弾として、天地人のコーポレート担当小澤さんにインタビューします! 月1回、天地人の社員を紹介しています。 

小澤 竜也(おざわ りゅうや)プロフィール
群馬県出身で、新卒で某県庁に入庁。
その後、某市役所への転職を経て天地人へ。
天地人では、営業事務として働く。
趣味は釣りで、好きな湾は神奈川県にある金田湾。
最近読んだ本は「甦れブッポウソウ」
好きな野菜はモロヘイヤ。

陰ながらの努力が報われた経験

高校時代に、小澤さんのルーツがあるそうですね。

私は、群馬県の前橋商業高校で、バスケ部に所属していました。
前橋商業高校のバスケ部は強豪で、群馬県の代表として、関東大会に出場したこともあります。

私は中学校からバスケ部に所属していたのですが、中学の時のバスケ部は逆に強くなかったので、自分の実力を試すために前橋商業高校のバスケ部に入部しました。

強豪校に入ってみて、どうでしたか?

入った瞬間挫折しました(笑)
レベルが違うとはこのことで、そもそも体育の授業で校歌を歌いながら学校の外周をランニングしたり、研修という名前の2泊3日の合宿があったりと、衝撃の連続でした。

そのまま辞めようとはならなかったのですか?

バスケ部に入って分かったのは、今まで私がやってきたバスケはおままごとレベルで、全く通用しないこと。中学時代、キャプテンがつける4番や副キャプテンがつける5番を背負っていた同期がゴロゴロいたので、バスケでは戦えないと感じました。

そこで、「自分の役割って何だろう」と考えたんですよね。

自分には、試合で使えるような、当たり負けしない体幹もなく、スリーポイントシュートも精度高く決められなかったので、自分ができることを精一杯やることにしました。
それは、他の人よりも一歩先に、チームにとって必要なベンチワークを行うことでした。

周りをしっかりと見て、先回りして動くという、私なりの心がけをチームの監督が見てくれていたんですよね。
チームメイトからは、「監督のお気に入り」などと、嫉妬混じりの言葉もかけられることがあり、当時は辛かったのですが、自分の努力を見てくれている人がいるんだなと思いました。

結果、1年生のときからベンチメンバーに入って、毎年背番号をもらいながら3年間を過ごすことができました。

目立たない努力も見ている人は見ていたんですね。

人に気づいてもらえないような、細かいことをやっていても見てくれる人は見ていると気づいたので、色んな人の役に立ちたいと思うようになりました。なので、高校を出てすぐに就職したいと思いました。

大学には行かなかったのですか?

私の「人の役に立ちたい」という気持ちは、大学に行っても変わらないという確信がありました。人の役に立つためには、早く社会経験を積んだほうがいいと思い、大学には行かずにすぐに社会に出て働くことを決めました。

どんなところに就職したのですか?

公務員を選びました。
私は、広く浅く様々なことに関わる、ジェネラリストになりたかったからです。
公務員は数年ごとに部署の異動があり、さまざまな知見を得られることに魅力を感じました。


高卒で始まった公務員時代。

働き始めてどうでしたか?

最初に入った某県庁では、学校関係の部署に配属になりました。入試の対応などが仕事だったのですが、一度学校関係の部署に入ると、学校関係の部署で働き続けることが多いことを知ったんですよ。また、県での仕事は、直接住民と関わる機会が少なく、人の役に立っている実感をあまり感じることができませんでした。また、私は、県立の学校事務のスペシャリストになるのではなく、行政の仕事もやってみたかったので、そこから別の自治体に転職することにしました。

どこに就職したのですか?

自分のやりたいことや、知らないことがたくさん経験できると思い、規模の大きな某市に転職しました。そこは、規模が大きい自治体なので、知らないことがたくさんできて刺激的でした。
でも、様々なことを経験できたのですが、公務員として働き続けることに疑問を持つようになりました。

どんな疑問ですか?

高校時代、直接人の役に立てると感じた公務員を選び、しばらく働いてみると「公務員でなくても人の役に立てるのではないか?」と感じました。また、公務員として「人の役に立つこと」に限界を感じたんですよね。社会課題を解決して人の役に立つためには、普段から意思決定する民間企業のことを知ったり、外から客観的に公務員を見る必要があるなと考えるようになりました。


釣果を披露する小澤さん

公務員から天地人へ

公務員としての限界とは?

私は、高校時代も、能力がある人を助ける役割でしたし、それが大切だなと今も思っています。
そのために、自分に何ができるのか?という問いに対して、納得できる答えは公務員時代には見つけられなかったんですよね。
そこで、社会課題を解決できる民間企業を探し、天地人へ入ることを決めました。

天地人に決めた理由を聞かせてください。

「外部からのインスピレーションがない」と公務員で勤めて感じました。なので、官公庁の中から新しいことを始めるのは難しいと感じていました。
天地人は、DXの部分で、官公庁に対して外からヒビを入れられるんじゃないかと思ったので入社を決めました。天地人コンパス宇宙水道局などのプロジェクトがありましたし、少なくとも、官公庁に対して何かしらの影響を与えられるんじゃないかなと思いましたね。

天地人に入ってみてどうでしたか?

公務員として、7年ほど社会経験もあったので、ある程度は仕事ができると思って天地人に入ったのですが、何もできなかったです。もう少し仕事を回せると思っていました(笑)
他にも、公務員時代にはあまりなかったのですが、高校時代と同じように、自分のポジションで何ができるかを考えながら仕事をするようになりましたし、普段の仕事のコスパを考えるようになりました。
これも、公務員のときはあまり考えたことがなかったのですが、自分の時間単価を考えながら仕事をするようになりましたね。

宇宙に対するイメージに変化はありましたか?

天地人に入る前は、宇宙は遠い世界の話だと思っていました。
宇宙といえば、ロケットだと思っていたので、自治体職員ではロケットは作れないし、公務員と宇宙は関わることはないと思っていました。
天地人に入ると、衛星データの身近さに驚きましたね。宇宙×〇〇で、効率的に、社会課題を解決したいと日々思うようになりました。

昔の自分に言葉をかけるとしたら?

「今の自分は何もわかってない。負けを認める勇気を身に付けろ。挫折を受け入れろ。」と、オブラートに包んで言いたいです(笑)

これからの意気込みを聞かせてください。

いろんなことを吸収したいです。自分ができないことがいっぱいあるので、それを受け入れながら前に進みたいです。

最後に一言どうぞ!

これからも、みんなと一緒に学び続けます!

 
以上、小澤さんのインタビューでした。
これからも天地人のメンバーにインタビューしていくので、お楽しみに!
 
 
天地人では、衛星や地上の様々なデータとAIを活用して、課題解決に向けて情報分析、ソリューション提供を行っています。ご質問等ございましたら、info@tenchijin.co.jp までお気軽にお問い合わせください。
 
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