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会いたい、イサムノグチに早く

今月いっぱい開催されているイサムノグチ展に行きたい。早く行きたい。という事で、今週末に行こうと予定している。感染予防を徹底した上で。チケットはある、イサムノグチという書籍(下巻だけ)も読んだ、日曜美術館のサカナクションのVO×イサムノグチも観た、あとは生で作品を観るだけの準備が整った。ここまで下準備をして、美術館に行こうとした事が過去あっただろうか? 大竹伸朗、横尾忠則の場合は、数冊の書籍で多くの作品に触れ、その上で展覧会に行くことで、生の作品を実体験できた。創作意欲がわいた。イサムノグチの場合はこれまでと異なる。これまでほぼその人物に興味はなく、どれが彼の作品なのか意識もせず生きてきた。それを短期間の内に情報を集め?(ある情報に触れに行き)、直近の情報鮮度が高いうちに大展示会に赴くのだ。作家自身は既に他界している。そもそもイサムノグチになぜ、興味を持ったか?についてだが、タイミングだと思う。また、イベントを企画した側のマーケティング活動による策にはまったといってもいいかもしれない。ただ、今回はそういった策にはまるのも悪くないし、イサムノグチを知りたい。石の彫刻をこれでもか、と言わんばかりに目に焼き付けたい。コーナンでのみを買い、近所の公園(牟礼をイメージしながら)で釣った石をベランダで削ってみる。それを自宅で飾り、家族に迷惑がられる。来月はそういう自分になっている事を期待し、影響を受けた上でどんなものを作るか後日報告したい。石彫かもしれないし、陶芸(魯山人風)かもしれない、照明かもしれないし、粘土細工かもしれない。

生の作品をデッサンするかもしれない。

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