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【備忘録】白血病って?(R3.8.12時点)

⇓⇓⇓⇓⇓前回の記事はこちら⇓⇓⇓⇓⇓

 前回は白血病の治療方法について、私が行っていた『寛解導入療法』の流れと、目指すべき目標にまで触れました。

 7月30日時点で、最初の目標である『第一寛解』の状態まで到達できましたので、今回はその次のステップに当たる『地固め療法』について調べたものを備忘録として残しておきます。

 前回同様、特別記載がない限りは、私が患っている『急性リンパ性白血病』に関して、私が主治医の先生から受けた説明及び資料、ひいてはインターネットサイト等の閲覧結果をもとに記載しておりますので、すべての同じ病気の方に共通するかどうかについては不明ですので予めご了承ください。

▶化学療法『地固め療法』

  第一寛解に到達した私の骨髄中の白血病細胞数は『5%以下』の状態まで減少しています。
 しかし、このままではまた体内で白血病細胞が増加し、『再発』状態となってしまいます。それを防ぐため、これまでの寛解導入療法と同様に抗がん剤による化学療法を継続し、体内の白血病細胞を更に減少させていく必要があります。
 地固め療法中は、これまでの寛解導入療法で使用した抗がん剤の他に、新たな抗がん剤も使用し、その期間は数ヶ月となります。
 
 「あら、今度は数ヶ月入院なのね」と思った方、地固め療法さんはそこまで厳しくはありませんでした。
 今回の地固め療法では、一定期間(クール)の後に短期の退院が待っています。よって今回の入院は『地固め療法(1C)』というような表現をしていこうと思います。ちなみに1クール目は『約3週間』の期間で治療と検査を行う予定です。私の体調次第にはなりますが、おおよそ9月頭までの入院となりそうです。
 その後に短期退院、地固め療法2クール目、短期退院…というような感じで治療をすすめていくようです。

▶次のステップは…?

 この地固め療法を継続し、体内の白血病細胞が更に減少した状態を『完全寛解』といい、その状態まで行くと、引き続き化学療法のみで病気の治癒を目指す、『維持療法』と言われるステップに移行していくことも可能です。
 可能という表現にしているのは、移植を行うかどうかはあくまで患者側に意思決定の権利があり、完全寛解状態で移植を行うことで、再発の可能性を更に抑えるというステップも選択できるからです。
 現時点ではドナーの問題や移植後の合併症等のリスクを考え、可能であれば化学療法のみで寛解を目指したいのが正直なところです。

 そして、維持療法の後、5年間再発がなければその時に初めて急性リンパ性白血病は『治癒』したと言えるようです。
 当然、地固め療法や維持療法の後に白血病細胞が再び増加し、再発状態となることもあり、そういった際には移植や『抗体療法』などのステップに移行していくようになります。

 ここらへんは正直私の体の頑張り次第のようですので、また状況が変わったら調べてまとめてみようと思います。(というかよくわからん笑)

▶次の目標は…?

 ぶっちゃけ、設定が難しいところです。というよりも、体の内側の話なので、ダイエットのように「何Kg落とす!」みたいな具体的な数値設定ができないというのが正直なところです。
 とりあえずは、『体内の白血病細胞数を減らしていくこと』を目標として、抗がん剤治療に励みたいと思います。

▶今回は無菌室に入らない?

 入院初日に先生に言われましたが、厳密には「入る可能性が低い」とのことでした。
 というのも、無菌室に入る主な目的は『免疫力の低下による感染症の感染』を防ぐことで、それは体内の白血球が減少することで感染の可能性が高まります。
 がしかし、私の場合は白血球を注射?点滴等で外部から足すことが可能なようで、万が一白血球数が減っても対応が可能ということです。
 それでも、無菌室に空きができればより安全を保つために入ることもあるようです。

▶そんなこんなで…

 いよいよ明日、8月13日から『地固め療法(1C)』がスタートします。13日の金曜日開始というのがなんだか不穏です笑
 なんにせよ先生や看護師の方の指示に従って、しっかりと治療を受けることが今の自分の最善手ですので、先生達とチームで乗り越えていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。