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2022年1月7日の生存報告

 今日が今クール抗がん剤最終日、何となく体調の不良はぬぐえていないが、ここまで来たら気持ちで乗り切っていこう!

▶今日の基礎情報

・体 温:36.7℃ (37.5℃~血液培養による感染症検査)
・体 重:66.2kg (66.0kg~むくみ対策として利尿剤服用)
・血糖値:132  (200~高血糖対策のためインスリン服用)
 →体重が基準値を超えた。利尿剤服用のためトイレが近い…

▶抗がん剤等服用メニュー

・オンコビン(抗がん剤)
・プレドニン(ステロイド)
・アンチトロビン(血液凝固による血栓症防止の点滴)
・利尿剤

▶抗がん剤による副作用等

・体調:今日は睡眠不十分なんだか頭にもやがかかる感じ、食欲増進に注意
・痺れ:指先(+足先)に軽く自覚症状があるものの、日常生活に影響なし
・脱毛:ひげが9割、頭髪は坊主、禿げが目立った

▶12月に行ったMRD(微小残存病変)測定結果

 昨晩主治医の先生から上記の件で説明を受けた。
 MRD測定とは骨髄穿刺の際に採取した骨髄液?の成分を調査し、白血病細胞が増殖する骨髄中の細胞数を調査するもので、現状測定できる範囲で最も微小な範囲まで測定をすることのできる技術のようです。

イメージはこんな感じ、骨髄から液体を抜かれるのはえも言えぬ違和感…

 僕の治療の場合、骨髄穿刺の際にMRD測定を並行して行い、陰性(白血病細胞が確認されなかった)の場合は引き続き化学療法を継続、逆に陽性の場合は化学療法から造血幹細胞移植に治療を変換することとなる。

今回の結果は『陰性』でした!

 これは非常にうれしい結果です。前回11月にも同様の検査を行い陰性判定が出ていたのですが、当時は骨髄抑制が激しい時期であまり信頼性の高いデータとは言えなかったそう。しかし今回は骨髄回復を終えた後の検査、現在確認できる範囲では体内には白血病細胞が検出されなかったということだそうです。
 先生からも「この調子で今後の地固め療法を継続していけば、いい結果につながってくるだろう」とのことでおほめいただきました。
 やはり先生を信じ、筋トレに成果を出したのがきっと今回の幸運な未来を引き寄せたのでしょう。筋肉は裏切らない。
 ただし、白血病の5年生存率は約75.0%、化学療法が終わった後も維持療法として定期的に抗がん剤の投与などの治療や経過観察は長期間続いていきます。

 もちろん今のような入退院を繰り返すものではなく、通院による外来受診となり、まだまだ先の話ですが…
 何はともあれ、2022年最初にいい結果が出せて本当によかったです。
 これからも引き続き化学療法を頑張っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。