新しい闘い
今日から7月ということで、私の闘病生活も新しいステージに移行です。昨日6月30日から『無菌室』に病室が移動しました。個室なので、巡回の看護師さんや主治医の先生たちが来ない間は基本的に1人です。
窓も開けられず、外の音もほぼ聞こえず、換気のためのでかいファンの回る音以外はほとんど無音です。
何だか幽閉されているよう、世間と窓一枚で違う時間軸にいるような感覚に陥ります。
「外はもうすっかり夏の暑さがきつくなってきなやろうなぁ」「空模様が変わってきたけど、雨の匂いがしよんのかなぁ」とセンチメンタルにもなります笑(あまりに静かすぎたので早速AmazonMusicを登録しました笑)
これからここで『抗がん剤』による化学療法が本格的に始まります。
白血病治療のための化学療法には大きく分けて4段階あり、先週から1周間、その初期段階となる『ステロイド治療』を受けています。
ここまでの治療では副作用は比較的軽微なもののようで、私自身が認識できたものも、①体(特に膝下)の火照り、②血糖値の上昇、③両者からくると思われる寝苦しさ、位のものでした。
これから始まる化学療法は『寛解導入療法』と言われるものであり、ここから一般的にいう副作用が現れやすくなるようです。
先日から主治医の先生と今後の治療のスケジュールをお話する中で、「抗がん剤治療の場合、初期の段階ほど副作用が出やすいと言われている。」との説明を受けました。
私の体内にある白血病細胞の数が最も多いのが現在ですので、それに見合った強さの抗がん剤を服用するためであり、それに伴う副作用も当然大きくなると。
ここらへんは仕事やなんかと同じく、これまでの方向性に新しく(逆方向?)に動かすのが1番力が必要であり、抵抗力も大きくなる部分だと思っているので納得はできます。
ただやはり初めての体験なので怖いものです。夜眠りづらいのもあって中々不安なイメージが頭に張り付くようです。
ちなみに、抗がん剤の副作用としてよく見られるものとして、感染症への耐性低下や嘔吐、下痢、発熱や痛み、脱毛等があるようですが、それ以外にそれぞれの薬品につき、見たこともないような単語が羅列されていました。(全部でA4用紙約5ページ分)もちろんこのすべてが発現するわけではなく、これまでの治療の中で確認されたものであり、不足した説明にならないようすべて記載されているとのことでしたが、これだけで頭が痛くなりそうでした…
髪の毛はまぁ、脱毛が進んだらスキンヘッドにでもしてみるのも面白いのかなと思ってますし、友人から「眉毛やひげとか、他の体毛も全部抜けるんかな?」という疑問もこれから体験したいと思います。笑
まずは1ヶ月、新しい闘い、頑張っていこうと思います!