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【白血病】2022年8月3日の生存報告

 先週に続き今日も外来受診。ついに、ついに維持療法開始。MRDが陰性のままならばきっともっと明るい気持ちで臨めたのであろうが中々暗い気持ちからのスタート。だけどへこんでてもやれることは変わらないので、できることをしっかりやっていこう。

▶今日の基礎情報

・体 温:36.4℃ (38.5℃~感染症等の疑いがあるため病院に連絡)
・体 重:71.1kg
→まずは70kg以下まで減量を目指す。

▶治療メニュー

 今日は採血と維持療法初回の抗がん剤投与が行われた。

最近の血球の推移

 白血球数は微増、好中球もぼちぼちの値を推移。
 ヘモグロビンはまた基準値を下回ったもののまぁこの程度なら問題ないだろうとのこと。
 血小板はまた減少。先生曰く「下がり幅は想定内なので心配不要」とのことだったけど、下がっていい気持ちにはなれなかった。今後の抗がん剤治療でさらに減少したら入院もあり得るのだろうか?聞き忘れたな…
 初回のため大事をとって来週血液検査だけしに外来となった。

今日の維持療法で投与した抗がん剤は、
・オンコビン(点滴)
・ロイナーゼ(筋肉注射)

→筋肉注射はかなり痛いと脅されてびくびくしたが全く痛みもなし。
 先日のワクチン接種時も痛みはほぼなかったので筋肉が鈍いのか看護師さんが超上手なのか判断が難しいところ笑

 維持療法の抗がん剤投与は外来用の化学療法室というところで行ったが、入院中の無菌室とは違って普通の処置室のような感じ。リクライニングシートに腰かけて30分ほどで終了。

次に病院で抗がん剤の投与を受けるのは4週間後、それまでの期間は、
・プレドニン1日1回10錠×4日間
・メソトレキセート毎週1回(2.5×15錠=37.5mg)
・ロイケリン1日1袋
 を自宅で服用することになった。
 病院では看護師さんのチェックもあり薬の飲み忘れはなかったが、退院後整腸剤を飲み忘れたりしてることがあるのでこれだけは忘れないようすぐにタイマーをセットした笑
 これで再発までの時間を稼ぐ、奇跡的な確率でMRD測定が陰性に再転化してくれることを願うばかり。

▶抗がん剤による副作用等

・体調:現時点ではなし。
・痺れ:現時点ではなし。
→今後吐き気、便秘、手足のしびれ、発熱、腹痛等の副作用の恐れあり
 自宅から病院まで時間がかかるので体調の機微には十分注意したい。
 ちなみに脱毛はなさそうなので、頭を丸めるのは移植時になりそう

▶雑記

 点滴等が終わった後に『外来での化学療法について』という自宅での抗がん剤服用に関する注意事項や副作用のことが記載された冊子を受け取った。
 一部は入院中に耳にタコができるほど聞いた内容ではあるものの、「また抗がん剤を使い始めたな」という実感がふつふつと湧いてくる。
 思えば最初に抗がん剤を使ったときは死にかけた経験をしたので、改めて体調には絶対に気をつけよう。

 今はコロナ感染者も全国的に爆増中なので、免疫の落ちるこの維持療法の期間は体調不良に本当に気をつけよう。(すでに妻と娘が体調不良なのが不安だが笑)

 先日の外来から1週間、気持ちの整理もまだまだだけど治療は続く。今後の方針について確認をしてみたが大きな流れは先週と変わらず…
 先生に「正直現時点で明確な目標が見えず、何をすればいいかわからなず、家でも無意味に不安になってしまう」と相談したところ「まずは筋トレで移植に耐えきれる体力増強を、それから臍帯血移植になる可能性もあるのでダイエットを一緒に頑張りましょう!」とのこと。
 …後半は女子高生が夏の目標みたい、しかも一緒に頑張りましょうってことは先生もダイエットが必要なんだろうなと思うと笑えてしまった。
 やはり筋肉はあらゆる問題を解決するようなので、明日からもしっかり筋トレに励もう。

 それから最近ちょこちょこ考えるのは今後のキャリア形成。
 現在休職中の職場からは健康第一、体調が整ってから復帰すればいいということをいってもらっており、大変ありがたく感じているが、この1年色々考える中で、今後の人生このままでいいのかなと思うこともある。
 今の職場をやめるやめないの話ではないが、何か別の武器が欲しいなと思うこのごろ。以前Twitterで教えてもらったファイナンシャルプランナーなんかも有用な資格ではあるのだろうけども今の自分の仕事に役立つスキルなのかははっきり言ってわからない。何か自身の将来へのモチベーションを上げる勉強はないものか… 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!