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全てはわたしの祈りであること . 綴りたいことをつらつらと

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最近の記事

「食べる」が怖い

ある日から、人前で食べることが怖くなった。 所謂、“会食恐怖症”というものだと思うけれど、診断がおりているわけでもなく、ただずっと食べることが怖いと感じている。 小さい頃がずっと好き嫌いが多くて人よりも少食だったのもあってか、給食も好きではなかった(もはや休み時間まで残って食べているタイプの子どもだった)し、食自体に興味がなくて「食べずに生きていけるのなら食べなくたっていいや」とすら思っていた。 そんなわたしが会食恐怖症になったきっかけは高校生の頃に行った保育園実習だっ

    • 必要不可欠なはずだった

      ここ最近音楽を聴いていなかった。 歩いているときも、眠っているときでさえ聴いていたはずの音楽を、無意識に遠ざけていたのか、ただ無関心になっていたのか定かではないけれど、一度もApple Musicを開かない日が何日もあった。 そんな中、弾き語りをしている友達の配信に入って久々に音楽に触れたとき、喉元がグッと強張って息ができなくなるんじゃないかと思う程、ぼろぼろに泣いてしまった。 同時に、“あぁ、わたしにはこれが必要なんだ”と思った。 音楽が必要不可欠だった日常から音楽が

      • 向日葵みたいなあの子の話

        大学1年の春、当時必修だったスポーツ実技の授業で先生が誕生日順に並ぶよう指示を出した。 まだ入学したてで友達の誕生日すらろくに覚えていない中、「何月生まれ?」「○月だからこの辺?」「何日?じゃあわたしの後ろだ!」なんて言いながら並んでいる最中、わたしの人生を変える出逢いがあった。 7月8日。 同じ誕生日をもった彼女は、わたしと同じボブヘアで、太陽や向日葵が似合う、よく笑うひとだった。ありがたいことに、「ずっとかわいいとおもってて、話してみたかった!」なんて言ってくれて、わ

        • わたしと僕とゆめ

          今日は、37℃台の微熱がずっと下がらなくて食欲もなくて、なんだか人肌恋しい日だった。 いつもは眠剤がなければ朝方まで眠れないはずなのに、22:30頃には瞼の重みに耐えきれず眠りについた。 こわいゆめをみた。 わたしは最初、わたしとしてゆめのなかにいて、今にも切れてしまいそうな大切ななにかを目の前にそのままにしていた。 ゆめのなかのわたしはマンションに住んでいたようで、上階の家に住むおばさんがやってきて“他のもっと頑丈なもので結ばれているから、もうその今にも千切れそうな糸

        「食べる」が怖い