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日記240507ポムニムニムニ

うええええええええええ。英語なので簡単に要約するとポムニたちは名前とか忘れてるけど人生の一部は覚えてたりするよ、一応言っとくね、ということです。そうなんだ。そうだったんだ。

TADC。アメイジングデジタルサーカスです。現在YouTubeで2話ほどあがっています。海外の3Dアニメーションです。いいです。虚無です。

いままで!僕は!サーカスメンバーがサーカスに来る前にいた世界なんて存在しないのではないかと疑ってたのです。もともと人間で!もといた世界があって!なんて思いこんでるだけでサーカスに出口なんてなく、サーカスよりも外側の階層には何も存在せず、お前の現実はこの虚無なデジタル空間だよ、だと思ってたのです。我々と重なるから。この世界から出たいなどと考えすぎるとバグり、そういった憂鬱は人に伝播し、隔離され忘れられ、仲間がいれば悼まれる。この世に出口なんてなく、長い時間を狭い世界で消費しなくてはならず、頭がおかしくならないように定期的に冒険に行く。現実~~~現実だ~~~。GW、暇を持て余した家族がBBQを行ったり遠くのお好み焼き屋に行ったりするのに付いていって「おれは一体な~にをしてるんだか」となったのに近い気がします。だから、ポムニも帰るべき現実がなくて可哀想だね、仲間だね、と思ってたら記憶あるらしいじゃないですか一部。なぁんだ。捏造された記憶とかでない限りお前には目指すべき外側の世界があるのか。

やばくないですか。ゲームとか本とか映画とか、ふっと顔を上げてパタンと閉じてしまえば外側の現実世界があるけど、今度は現実世界をパタンと閉じたときに外側に何もないの。これたぶん小学生とかが寝る前に考えて怖くなる系の話だと思うのですが僕はこの歳になっても真剣に引き摺ってます。恥ずかしい。死後の世界を考える人間の気持ちがわかるよ。

これやばくない?

この問題に対処する対策案は思いつく限り2つ。

①ケインが提供する冒険に夢中になり没頭する。
つまり仕事とか趣味とかに夢中になってる間に寿命を迎え、そんなこと考えないうちに健全な死に方をするという方法。健全。

②キャンディーの王国に住んでしまう。
つまり創作世界を拠点とする。創作物を人生の中心拠点に据えれば外側に一枚現実世界があるので安定するという理屈。現実世界への執着を捨て、現実世界の生活には創作物と創作物の間を行き来するための橋の役割しか与えない。

どちらもそこそこ難易度が高いです。①はまず没頭できる何かを見つけないといけない。しかも憂鬱になる暇を与えないほどの。②は捨てるものが多い。あとこれが可能な人少ない気がする。執着のバランスが難しすぎる。現実世界には五感から来る刺激があるから。

デジタルフードはみはみ。ほげー。



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