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日記240514波

気分の波がによって考え方が変わるし、考え方が変わると世界の見え方まで変わる。大学まで歩きながら、ふと、あれ、いま死ぬことについて考えてないなって思った。いままでずっと、死ぬしかない、いますぐ死ぬべきだ、いや怖い、しかもいま死ぬと部活のあれが滞る、一段落したら死のう、身辺整理が終わったら死のう、夏が終わるまでに死のう、いやもう今日家帰ったら死のう、いやいますぐ死んだほうがいい、そんなことばかり頭の中でずっとぐるぐるしていたものだから、当たり前のように将来をあるものとして考えている自分に新鮮さを覚えた。ここ一週間弱死ぬことについて考えてない。これも波があるからどうせまた希死念慮に囚われるタイミングは来るのだろうけど、こうも世界の色が違うと不思議だ。どこかを患って生活に支障が出るとき、それは酷く意識に上り続けるけれど、治るとたちまち意識から消えて忘れてしまうのに似ている。そんな気がする。

久しぶりに友達と会って喋って、気がかりだったことを一時的に友達に預けることができて、大学にもそこそこ通えるようになって、ホットケーキを焼いて、そんなことをしていて少し生活に余裕ができたように感じる。これも波があるからなんとも言えないけど、いつもなら夜になると不安感焦燥感でいっぱいになって寝ることしかできないのに今日はまともだ。でもいつものが来るのが怖いから、カーテンを塞いで外が見えないようにして、YouTubeで陽気な音楽を流したりしている。

生きるとなれば就活を頑張らないといけない。そちらはぼちぼち思案するとして(本当にやばい)、明日は街に出て買い物をする予定だ。B-SIDE LABELでステッカーを買って、半袖の服を買って、美味しいものでも食べようと思う。自分を安心させるのに毎日手を焼いている。

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