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アンダードッグ コミックス発売日決定

アンダードッグのコミックス1巻が11月18日に発売されるそうです。
万人受けする作品ではないですが、私は超大好きなので純粋にお祝いしたい。
予約せねばねば。

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サブカルコンテンツが充実した現在であり、期間限定無料公開ウェブコミックも増えた今、10年くらい前と比べると色々な漫画に触れやすくなった世の中になったと思います。
私は創作側ではなく受け手であり、購入層なのであまり詳しくはないのですが、長時間一人で作り続けて世にリリースすることが許される=本業との兼業が許されるコンテンツと違い、連載形式で発表される漫画は創作環境を維持するランニングコストがかかる割に、実入りが少ない過酷な仕事です。

今や日本を象徴するコンテンツとして世界にも認められつつある漫画という素晴らしい文化ですが、新人漫画家デビューしたうえでそれを維持し続けるというのは他の創作コンテンツよりリスクが高く見受けられます。
なので、好きな新人漫画家の作品は積極的に紹介し、私自身も購入したいと思っている所存なのであります。

【内容紹介】

内容については別記事で既に書いてあるので改めて書く必要は無いかなと。

【改めて好きだと思うところ】

この作品は身障者と精神障碍者の二人が支え合うという物語の都合上、キツいシーンが多い。

上記引用画像の次ページである

しかしコミカルなシーンも数多く入れており、必要以上に重くならないようにメリハリをつけているのだなとここの所感心している。

笑っている場合じゃねー過労死コースまっしぐらのコマのはずなのだが、最早徳久のガイコツ化はこの漫画の定番ネタと化している。
いくら題材が繊細な問題で、慎重に扱わないといけないモノであったとしても、常に真剣にシリアス一辺倒でやっていたら徳久どころか読者のメンタルまでやられる。
これでは読者がついてこられないので、こうやってコミカルなシーンを上手く取り入れて読者を疲れさせないようにするのは大事な手法だと、他の作品を読んでいて思う。

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題材が題材なだけに、そこを笑い所にするなとか楓のお尻がセクシャルすぎるだろうとかなどの反対意見が出るであろうこと、それ故にこの作品を読まないという意見がごもっともであろうということもファンとしては納得せざるを得ない部分もある。

なので「万人受けはしない」「無理にオススメはしない」と繰り返し何度も書いているわけだが、しかし他者が欠点と思うところが長所と思う人もいるというお話。

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