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正直、ふあん。

とうとう、この日を迎えてしまった。
名古屋での3人展。
いわゆるギャラリーでの発表は、ひさしぶりだ。
3人のうち、私だけが間違いなく、こういう場では試されている存在である。ひょっとすると場違いになりかねない。

モノをつくり、モノを売って、生活を立てて来た。
そこには何の不備も感じなかったし、誇りを持ってやって来た。
ところがだ。今回の場は、簡単にそうはいかない。
大袈裟な言い方をすれば、ストリートでやってきた者が、コンサート会場でやるようなもの。
対面でやってきた露天商が、その道のプロに依頼する、そんな感じ。
観客も目が肥えている人たちだろう。

そんな事を思いながら、きょうまでやって来たのに、さて、思うように準備出来ただろうか。そこに尽きる。今のこの不安は。
言い訳はいくらでもあるのだが、そんなもの今さら書いて何になろうか。

これがすべて。これが今時点の私の実力。
試される時が来たな。
                      2022.5.7.典栄

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