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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月24日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・日本銀行が金融機関などから長期国債を買い入れる公開市場操作で、応札額が買い入れの予定額に届かない「札割れ」が起きました。「札割れ」は、大規模な金融緩和が導入されて以降、初めてです。

日銀は、金融機関や投資家から国債を買い入れることで、市場に資金を供給する公開市場操作を行っています。

日銀はきょう、残りの期間が「1年を超え、3年以下」の国債を3750億円買い入れる予定でしたが、応札額は168億円少ない3564億円となりました。

日銀の応札額が買い入れの予定額に届かない「札割れ」となったのは、大規模な金融緩和が導入されて以降、初めてです。

日銀が追加の利上げや国債の買い入れ額を減らすなど、「金融政策の正常化を早めるのではないか」との見方が広がっていることが背景にあります。

国債は金利が上がると価格が下がるため、市場関係者からは「いま、国債は売り時ではないと判断したのではないか」との観測も出ています。

きょう「札割れ」が起きたことから、「1年を超え、3年以下」の国債の次回の買い入れ予定額については、「日銀による減額が必至だ」との指摘もあります。

芸能ニュース

・22日に山口・きらら博記念公園で開催されたイベント「King&Princeとうちあげ花火」において、一部のファンが帰宅困難となったことに関して、主催のユニバーサル・ミュージックが23日、公式サイトで謝罪した。

 同イベントには約3万人もの人が詰めかけたとされる。午後8時半ごろに終了したものの、記念公園からJR新山口駅までの周辺道路が大混雑。終電に間に合わず帰宅できなくなった“帰宅難民”が大量発生し、運営に対する批判が集まっていた。

 以下は公式サイトの謝罪全文。

 2024年5月22日(水)山口・きらら博記念公園で開催された当社主催イベント「King&Princeとうちあげ花火」におきまして、一部のお客様が帰宅困難となりました。ご迷惑をおかけしたお客様、関係各位に心よりお詫び申し上げます。

 本公演は予定通り20:30に終了し、お客様の送迎を開始いたしましたが、交通の渋滞や混雑などが生じたことにより、新幹線の終電に間に合わなかった多くのお客様が駅構内で始発の時間までお待ちいただくこととなりました。

 事前にホームページ等で現地の交通事情についてご案内しておりましたが、お客様の帰宅が困難となり、ご迷惑おかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。またJR新山口駅に留まることになったお客様に毛布・飲み物を配布するなどの対応をして頂いたJR西日本様にお詫び申し上げるとともに、ご厚意に深く感謝致します。

 今後のイベント開催につきましては、改めて事前のリスクチェックを徹底の上、お客様に最後まで安全かつ快適にお過ごし頂けるよう努めてまいります。

スポーツニュース

・「日本ハム3-9オリックス」(23日、エスコンフィールド)

 日本ハムが敗れ連勝は2でストップ。ホーム・エスコンフィールドの連勝も8で止まった。首位ソフトバンクとのゲーム差6・5は今季最大となった。

 4月7日以来の先発だった上原が誤算だった。初回、先頭への四球から1死二塁。ここから5連打で3点の先制を許すと、二回も1死から四球を挟んで3連打で1点を献上した。

 ここで新庄監督が交代を告げ、今季チーム最短となる1回1/3でKO。2番手・鈴木が犠飛と適時打を許し、上原は被安打8、失点6だった。

 試合後、新庄監督は報道陣の取材に対応せず、球団を通じてコメントのみ発表。「最近打線の調子が良かったので上原君にはなんとか試合を作ってもらいたかった。フォアボールはいらんわ」と苦言を呈した。

 上原はこの日、登録されたばかりだったが、一日で即2軍降格が決定。建山投手コーチは「次は任せられない状態なので一旦抹消します」と語った。

話題のニュース

・厚生労働省は23日、胎児に奇形を引き起こす恐れのある薬を服用した男性が避妊をせず性交渉をし、相手の女性が妊娠した事例があったと明らかにした。この薬はがんの一種、多発性骨髄腫の治療薬「レブラミド」。かつて薬害を引き起こした「サリドマイド」に類似することから、服用手順が厳格に管理され、これまで妊娠事例は確認されていなかった。有識者検討会で報告した。

 今回の事例を踏まえ厚労省は14日「深刻な事態を生じかねない重大な問題」として、男性患者の避妊を徹底するよう医療機関向けに通知した。

 レブラミドは2010年7月に販売開始。サルの実験で胎児の奇形が確認され、妊婦の服用は禁止されている。

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