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3分で読める本日の注目ニュース(2024年3月28日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・格安航空会社ジェットスター・ジャパンの労働組合「ジェットスタークルーアソシエーション」(JCA)は3月27日、3月29日午前10時からストライキを実施すると会社側に通告したことを明らかにした。

JCAの執行委員に対する解雇処分をめぐり、全面ストライキを検討していた。JCA側は解雇処分を「不当」だとしており、「会社経営の『航空の安全』に対する冒涜であると考える」と批判している。

今後、会社側が団体交渉を申し込む可能性があり、JCAは「その中で解決できるよう最善を尽くす所存です」「利用者の皆様にはご迷惑をおかけする形となり断腸の思いではありますが、その影響を最小にしたいと考えており、何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます」としている。

JCAは昨年12月、未払い賃金の支払いなどを求めて指名ストライキを実施した。12月29日には、機長9人、副操縦士5人、客室乗務員22人の計36人でストライキをおこなった結果、計17便が欠航するなど、年末の移動に大きな影響が出ていた。

芸能ニュース

・女性への性加害疑惑を報じられたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が28日に自身のXで後輩芸人のお笑いコンビ「とろサーモン」久保田かずのぶ(44)が「覚悟してるよ。問題作?どうぞどうぞ」とYouTubeのリンクが貼られた投稿をリポストした。

 25日に松本は76日ぶりにXを更新して「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです ダウンタウン松本人志」とコメントした。

 第1回口頭弁論が予定されている28日に日付が変わった深夜に、松本はとろサーモン・久保田が投稿していたポストをリポスト。そこに貼られていたYouTubeのリンクは久保田のYouTubeチャンネル「もう久保田が言うてるから仕方ないやん〆」。その動画は「春よ、来い feat. Kota Nakayama & Kazunobu Kubota」というタイトルで、お笑い芸人の中山功太も登場し、2人で松本をめぐる報道について思っていることを言い合った。

 そして久保田が「向こうは向こうでやり方があるから。だからそういう気持ちも込めてこっちはこっちのやり方でなんかできればなって思ってるよ。俺は」と伝えた後、松任谷由実の「春よ、来い」の曲に合わせて、2人はラップで松本が女性に性的行為を強要したと報道した「文芸春秋」や、騒動について語るSNS投稿などへの思いの丈を吐き出した

スポーツニュース

・第96回選抜高校野球大会第8日の27日、第2試合の広陵(広島)―青森山田の2回戦で、0―0の四回無死、カウント2―2から青森山田の3番・対馬陸翔選手がスイングしたところ、ボールが当たった木製バットが折れた。

 高校野球では今春から新基準の低反発バットに完全移行したため、対馬選手は初戦から木製バットを使用している。高校野球でバットが折れる場面は珍しく、低反発バット導入ならではのシーンとなった。

 対馬選手の折れたバットはマウンドから三塁側寄りに飛んだ。打球はショート方向に飛び、広陵・白髪零士遊撃手がファンブルした(記録は失策)。

 白髪選手は「(投手の高尾)響さんは球が強いので、木製バットが折れる可能性は頭の片隅にあった。少しポジション取りを前にしていたが、折れたバットが飛んで、一瞬(打球と重なって)一緒に見えてしまった。1歩前に出ないといけない打球だったが、迷ってしまった。普段からもっといろんな場面を想定して練習して、余裕を持って試合に臨みたい」と話した。

 青森山田は5番打者の吉川勇大選手も木製バットを使用し、八回2死一、二塁で遊ゴロを打った際にバットが折れた。

 どちらも選手にけがはなく、試合はそのまま進行した。

話題のニュース

・長崎県壱岐市の漁協が国の補助金でウニを駆除しながら廃棄せず、贈答品として地元議員ら複数の有力者や団体に渡していたことが27日、関係者への取材で分かった。補助金はウニが海藻を食べ尽くすことで発生する「磯焼け」への対策として禁漁期間中のウニを駆除する名目で支出。水産庁の担当者は「補助金の目的はあくまでも駆除。贈答が事実なら(目的外支出で)問題だ」としている。

複数の関係者によると、駆除は定期的に行われるもの。壱岐東部漁協は禁漁期間に入った直後の昨年6月7日、漁協所属の海女32人に依頼してウニを駆除名目で採取。海女1人あたり1キロのむき身を納めるよう要請し、駆除作業の日当1万円を支払った。日当には駆除実施分として漁協が行政側に申請した国の補助金計32万円が充てられた。

駆除したウニは海女がそれぞれの自宅に持ち帰り、殻を割って身を掻き出し、ノルマ分を同漁協に持参。持ち込まれたウニは漁協職員が贈答用に処理し、組合長が指示した有力者ら10件ほどに贈っていた。贈答先には壱岐市を含む衆院長崎3区選出で、自民党派閥のパーティー収入不記載事件で今年1月に辞職、有罪が確定した谷川弥一元衆院議員も含まれるという。海女が同漁協に納める量は令和4年までは1人800グラムだったが、潜る人数が減ったため昨年からノルマが200グラム増やされたという。壱岐産のウニは市場では1キロ当たり約3万円の高値で取引されている。

壱岐東部漁協は産経新聞の取材に対し、谷川氏らにウニを贈ったと認めた上で、「お世話になった人に贈っただけで、何もやましいことはない。キックバックのようなことではない」と説明。一方で、駆除名目で採ったウニの贈答は「今年から止める」とも述べた。

壱岐市内の5つの漁協は例年、国の補助金を使ってウニの駆除を実施。ただ、壱岐東部以外の4漁協は駆除したウニを廃棄していた。

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