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3分で読める本日の注目ニュース(2024年6月7日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・岸田総理は、東京都内の金融イベントに出席し、iDeCo=個人型確定拠出年金の掛け金の上限引き上げを含めた改革について、「年末までに結論を出す」と明言しました。

岸田総理
「企業年金・個人年金は、公的年金と相まって、高齢期に、より豊かな生活を送るための制度として、重要な役割を果たしています。こうした役割を最大限発揮し、加入者の利益を最大化していくために、企業年金や個人型確定拠出年金iDeCoの改革に向けて検討を進め、年末までに結論を出してまいります」

岸田総理は、政権として掲げる資産運用立国の実現に向け、このように述べ、今年行われる公的年金の財政検証にあわせた私的年金の制度拡充に意欲を示しました。

また、日本企業の中長期的な価値の向上のため、コーポレートガバナンス改革を進め、今後の方向性を示す「アクションプログラム」を、あす公表することも明らかにしました。

芸能ニュース

・お笑いコンビ・アキナの山名文和(43)が6日午後3時すぎ、MBS放送『せやねん!』(毎週土曜 前9:25)のスポーツコーナーのロケにおいて、スケートボード で練習台から滑り降りる際に転倒し、右肩甲骨を骨折。全治4~6週間と診断され た。同局によると山名は、へルメット、肘用・膝用のプロテクターを着用していた。

 負傷を受け同局は「番組のロケで山名さんが負傷したことに対して、山名さんご本人をはじめ、相方の秋山賢太さん、所属事務所ほか関係各所の皆さまに心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「より一層再発防止に努め、さらに番組制作上の安全管理を徹底してまいります」とした。

 山名は、1980年7月3日生まれ、滋賀県出身。A型。2012年10月、秋山賢太とともにお笑いコンビ・アキナを結成。15年、『NHK上方漫才コンテスト』で優勝。17年、『平成29年度 NHK新人お笑い大賞』で大賞を受賞。プライベートでは、MBSテレビ『せやねん!』などでの共演を経て、吉本新喜劇座員・宇都宮まきと2021年7月に結婚を発表。2022年4月には第1子となる男児、2023年6月に第2子となる男児が誕生したことを発表した。

スポーツニュース

・日本代表は6月6日に2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選・敵地でのミャンマー戦に臨み5-0の勝利を飾った。前半にMF中村敬斗、MF堂安律、後半にはFW小川航基が2ゴール、中村も1ゴールを挙げている。

 日本はすでに2次予選の通過を決めているため、6月の2試合は消化試合になる。森保一監督はこのゲームを3バックでスタートし、今後に向けたテストの意味合いを強めた。イタリア・セリエAのラツィオでシーズン終盤に調子を取り戻して今年に入ってから初招集のMF鎌田大地や、DF橋岡大樹、MF旗手怜央、FW小川航基といったメンバーがスタメンに名を連ねた。

 全体に日本がボールを持つ時間が長くなる予想どおりの立ち上がりとなり、前半15分には鎌田がゴール正面から強烈なミドルを放つもわずかに外れた。そして前半17分、ハーフウェーライン付近でボールを受けた鎌田が左前方のスペースへボールを展開。走り込んだMF中村がペナルティーエリア内まで切り込んで右足シュートを決め、日本に先制ゴールをもたらした。

 その後も日本がボールを持って攻撃する時間が続いた。そして前半34分には中村の横パスをペナルティーエリア内で受けた鎌田が反転しての右足シュートを放つと、ゴールポストに当たった跳ね返りをMF堂安律が蹴り込んだ。日本は2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 森保監督は旗手に代えMF川村拓夢、堂安に代えA代表デビューとなるMF鈴木唯人が投入されピッチに立った。前半に続いて押し込みながらもゴールが生まれないなか、後半16分には鎌田に代えFW前田大然、DF菅原由勢に代えMF相馬勇紀の交代を実施してより攻撃的な長所を持つ選手を増やした。

 後半25分には右サイドで長くボールを動かしてから中央に入れると、相手DFのミスに前田が詰めてGKと1対1の決定機を迎えたものの、ファーサイドを狙ったシュートはセーブされた。なかなかゴールが生まれないなかで迎えた後半30分、右45度付近から相馬が左足で入れたクロスで相手の背後に出た小川がヘディングで決めて3-0とリードを広げた。小川にとっては2019年のE-1選手権(対香港戦)でハットトリックをして以来となるA代表での得点となった。

 森保監督はラスト10分でMF守田英正に代え、DF板倉滉をボランチ起用。後半38分には小川が追加点を奪い、試合終了間際には中村が芸術的なミドルでゴール。すでに最終予選への進出が決まったなか5点差で大勝し、同予選で5連勝をマークした。この後チームは帰国し、11日に2次予選の最終戦シリア戦をエディオンピースウイング広島スタジアムで戦う。

話題のニュース

・イスラエルは6日、パレスチナ自治区ガザ中部ヌセイラットで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校を戦闘機で攻撃した。ガザ政府と保健当局の各当局者はロイターに、攻撃で40人死亡し、73人が負傷したと述べた。

死者のうち14人が子どもで9人が女性という。

UNRWAのコミュニケーション・ディレクター、ジュリエット・トウマ氏はロイターに、死者は35─45人とした上で、現段階でまだ死者数を確認できないと述べていた。

イスラエルは校内にイスラム組織ハマスの拠点があったとし、昨年10月7日の奇襲攻撃に関与した戦闘員を殺害したと述べた。軍は攻撃前に民間人に対する危害のリスクを減らす措置を取ったとしている。

その後、同国軍報道官は学校には推定20─30人の戦闘員がいるとの見方を示し、戦闘員の多くが死亡したとする一方で、民間人の犠牲者については承知していないと述べた。

ガザ当局の広報責任者は、学校にハマスの司令部が隠されていたとするイスラエルの主張を否定し、「(イスラエルは)何十人もの避難民に対して行った残忍な犯罪を正当化するため、うその作り話で世論を誘導している」と述べた。

米国とイスラエルの当局者によると、ハマスは8カ月に及ぶ戦闘で戦闘員が半減しており、イスラエルによるガザ制圧を妨げようとゲリラ戦術に頼っている。

3人の米高官によれば、ハマスの戦闘員は9000─1万2000人とみられ、ガザ紛争勃発前の推計値2万─2万5000人から減少。一方イスラエルは、ガザ作戦で兵力約300人を失ったと明らかにしている。

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