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3分で読める本日の注目ニュース(2024年2月26日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・日経平均株価が史上最高値を34年ぶりに更新。

2024年から始まった新しいNISAについてのイベントには、多くの人が集まり、投資への関心が高まっている。

新NISAの上手な活用方法について教えるイベントには、資産運用会社13社が参加した。

オンラインを含めて、約1万7000人の投資家らがアドバイスを受けた。

来場者の女性「新NISAになって、どのように運用していくか悩んでいたので学びに来ました。恩恵にあずかっているので、この先どうなるか不安だなと」

来場者の男性「各ブースの方々のいろんな商品を見てみたいなと思って(来ました)」

2024年1月から制度を拡充した新NISA。

個人を対象に、株式や投資信託などに投資して得た利益を、一定の範囲内で非課税にするという制度で、非課税で保有できる金額の上限が1800万円まで増えたほか、期間が無期限になった。

さらに、日経平均株価は先週、バブル絶頂期につけた終値での史上最高値3万8915円を34年ぶりに更新。

投資に関心を持つ人が増えている。

2023年の11月ごろに口座を開設した女性は、クレジットカードでの買い付けができず相談に訪れた。

来場者の女性「今までできていなくて、やっとここで解決しました! よかったです! ありがとうございます!」

制度が拡充された新NISAのブースには、多くの人が列を作りスマートフォンを片手に熱心に話を聞く人の姿が見られた。

SBI証券・小川裕之専務取締役「新NISAで、皆さん何に投資していいかというのを悩んでいらっしゃる方が多い。イベントにお客さまが来て、投資を学ばれて、実際のNISAの投資に生かす流れになっていると感じる」

芸能ニュース

・芸能活動を再開した俳優・沢尻エリカ(37)が主演を務める舞台『欲望という名の電車』が25日に大阪・森ノ宮ピロティホールで千秋楽を迎えた。カーテンコールで沢尻は感謝の思いとともに「これからも、人として役者として成長していけるように一歩一歩頑張ります」と決意を新たにした。

 本作で舞台初出演にして初主演として挑戦する沢尻は、2019年以来、約4年ぶりに芸能活動を再開。この日、千秋楽を迎え、会場は全員がスタンディングオベーションとともに「おかえり」という声援が送られると沢尻は涙した。

 カーテンコールのあいさつで沢尻は「皆さま本日は、本当にありがとうございました。私事で、本当に恐縮ではございますが、一言だけ、今の気持ちを伝えさせてください。色んな気持ちがあって、色んなことを言いたいんですけど、とにかく、みんなにありがとうと言いたいです」と感謝の思いを伝えた。

 続けて「今まで本当に支えてくれた会社のみんなや、家族や友人や、そしてこうやって一緒に舞台を創り上げてくれた演出家の鄭さん始め、スタッフの皆さま、そして何よりも共演の素晴らしいみんなと舞台に立てたこと、感謝しています」といい「そして何より、ファンの皆さま、今まで待っていてくれてありがとうございました」と呼びかけた。

 最後は「これからも、人として役者として成長していけるように一歩一歩頑張ります」と約束し「皆さまにたくさんの笑顔と感動を届けられるような存在になっていけるように一歩一歩これから頑張っていきます。今日は本当にありがとうございました」と、重ねて感謝した。

 本作は、1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツア賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年にはヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドで映画化されアカデミー賞を受賞。映画史に残る名作となった。マイノリティ社会の中にある“希望”を描き続けてきた鄭義信氏が演出を務めた。

スポーツニュース

・卓球・世界選手権団体戦 男子決勝 中国3-0フランス(25日、韓国・釜山)

大会最終日を迎えた世界選手権は、男子団体決勝が行われ、中国がフランスを3-0で下し、大会11連覇を達成しました。

準決勝では最終5試合目までもつれる大接戦の末に、開催国・韓国に逆転勝利した中国。一方、初制覇を目指すフランスは27年ぶりに決勝の舞台へ勝ち上がりました。

第1試合は、中国の王楚欽選手がフランスのフェリックス・ルブラン選手から最初のゲームを先取。しかし続くゲームはここまで8戦全勝のフェリックス・ルブラン選手が、サーブに変化を加えるなど終盤まで接戦。しかし8-8から王楚欽選手が3連続ポイントでゲームを連取すると、第3ゲームはフランスのエースを圧倒し、先勝します。

第2試合は世界ランク1位の中国・樊振東選手が、フランスのアレクシス・ルブラン選手とフルゲームの死闘。樊振東選手は第4ゲームにマッチポイントを握られますが、世界1位の意地をみせ逆転で勝利を手にします。

王手をかけた中国は、第3試合にリオ、東京五輪とシングルス連覇を達成している馬龍選手。最初のゲームを奪われますが、第2ゲーム以降は圧倒。五輪王者が3ゲームを連取し、フランスを3-0のストレートで下しました。

これで24日に大会を制した女子に続いて世界選手権アベック優勝を達成。男子中国は、2001年の大阪大会から11連覇となりました。

話題のニュース

・北海道内179市町村のうち175市町村に出店し、道民にとって身近なコンビニ「セイコーマート(セコマ)」。25日早朝、札幌市北区の北31条店で店員の男女3人が刃物で刺され、40代の男性が死亡する事件が起きた。地域で親しまれるセコマで起きた惨劇に、住民たちは、言葉少なに恐怖を語った。

 同店から「包丁のようなものを持った男が暴れている」と110番通報があったのは、午前6時47分。5分と経たず警察官が駆け付けたときには、店の外の路上で血を流している60代の男性店員と、包丁を手にした宮西浩隆容疑者(43)=殺人未遂容疑で現行犯逮捕=の姿があった。

 道警によると、宮西容疑者は「おれが刺した」などと包丁をちらつかせて声を出していた。路上の店員も「あの男にやられた」という趣旨の説明をしたという。

 近くの住民が撮影した動画には、宮西容疑者を警察官がとりおさえる様子が映っていた。包丁を手に抵抗する宮西容疑者を、3~4人の警察官が警棒を使って制圧し、包丁を奪って遠くに投げ飛ばしていた。

 道警によると、当時店内には店員5人と客がいた。宮西容疑者はまず、店内で店員を相次いで刺したとみられるという。

 このうち、店内で倒れていた40代の男性が死亡した。路上で血を流していた60代の男性は重傷とみられるが命に別条はないという。

 レジを狙われた形跡はなく、金銭が目的ではないとみられ、道警は動機を詳しく調べている。

 事件が起きた現場ではセコマを囲うように規制線が張り巡らされた。規制線の外からも、店内のレジ前に大きな血痕が見えた。

 さらに店外には、約30メートル先のマンションの前まで点々と血痕が続いていた。路肩に積もった雪に、血しぶきのような大きな血痕が残されていた場所も4~5カ所あった。

 現行犯逮捕の様子を撮影した50代の男性は、娘から「外で大声を上げる男がいる。近くで人も倒れている」と聞いて事件に気づいたという。「毎日何の気なしに使っているコンビニで事件が起きてこわい」

 現場を見にきていた女性(72)は「この地域は年寄りも多い。セコマは総菜が多く、よく買いに来る」と話した。女性には「雪降って大変だね」などと言葉を交わした顔なじみの店員もいるといい、「相当、けがしているのかな。心配です」と店員たちの身を案じた。

 セイコーマートは公式のX(旧ツイッター)で、死亡したのが社員だったと説明。「亡くなった社員のご冥福をお祈りし、ご遺族の方へお悔やみ申し上げます。また、2名の従業員の早い回復を願っております。現在警察の捜査に協力するため、当該店舗はしばらくの間休業いたします」と投稿した。

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