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Berkeley日記_2月編

2024年1月30日(火)
関西国際空港と伊丹空港を盛大に間違えるところからはじまった4ヶ月のアメリカ生活。ジェットスターに助けられ、なんとかサンフランシスコに到着。予定調和と嬉しい予想外を繰り返し、自覚のないままにアメリカ4分の1が過ぎ去っていった。

サンフランシスコまで、なんだか、あっという間だった。

学校

めちゃくちゃ多様。バークレーのこと調べてた時に、なんかの記事でアフリカ系アメリカ人の学生が「ニューヨークとバークレーだけが自分の人種を忘れさせる」って言ってたけど、その意味がわかる。
学生の半分がアジア系だから、私自身も異質感をほぼ感じることなくすぐに溶け込めた。

毎日どこかしらでイベントが開かれてることも驚きだった。
クラブ活動が非常に活発で、交流会を開催したり、文化活動としてさまざまなテーマで面白そうな催ししたりしてる。
キャンパス内でオーケストラとか、そこそこ有名なアーティストのライブしたりとかも。

私みたいな短期的な訪問者や新入生にも人と関わる機会がたくさん用意されていて、とてもありがたい。
最初の1週間で色々行って、ちゃんと友達つくれた!

ポスドク、visitingの研究者たちのピザ会

ホームレスの人たちがキャンパスの周りとか、たまにキャンパスの中にもいるのが少し驚きだった。パブリックスクールだからか、ホームレスが校内で寝ていても誰も追い出さない。
長期間ゲートを封鎖してプロテストしている団体もいて、学校の公共性を強く感じた。

「誘拐された」人たちの顔写真をテーブルに並べている(キャンパス内)

ちなみにこっちではホームレスという言葉は軽蔑的な意味合いを持つと考えられいて、使用を避けられてるみたい。代わりにunhoused peopleと言われ、最大の社会問題の一つとと捉えられている。

平和な景色がいたるところにあるキャンパス
キャンパスがもう観光地

研究

大学院に入学して、初めて院生らしい生活を送れてる。
正直入学してから、インターンや他のことに時間を使っていて、なかなか研究だけに集中する環境をつくれなかった。

こっち来てからは、論文をひたすら読むことと、研究対象の政策に関わってる人たちに話を聴くことを中心的にしている。
あとは、アメリカ教育を扱う授業を2つ履修してる。

ディスカッションの機会をもらう時も、授業の時も、言いたいことがあっても会話のスピードに文章作成が追いつかないし、思うように議論ができない。(TOEIC945だけど、スピーキングに関してTOEICは何も当てにならないです)
こういうニュアンスで質問したいとかもパッとわからずに、初歩的な質問にとどまったり、理論的な説明とかも正確にできない。
会話録音して聴き直したりするけど、はああと嫌になる。
自信もなくなっていく。
だけど、これの積み重ねで少しずつ自然に口から出る表現を多くしていくことしか向上させる道はないと思うから、本当に少しずつ積み重ねる。

食べ物

日本食恋しい。
お魚。そしてなによりお菓子とコンビニスイーツが恋しい。
本当に日本は食が宝だって痛感してる、、笑
こっちきてから毎日何食べるか、何食べたいか、ストレスを溜めないためにめちゃくちゃ神経質になってる。

まあ思っているより日本のもの簡単に手に入るから、自炊して日本食食べられるし、外食より全然安価に済ませられる。
といっても日本と比べると全然高いけど、、!涙
外食は人付き合いだけと決めてる。だけどたまに無性にチキン食べたくなる。

そしてめっちゃ謎なのが、まだまだタピオカ流行ってるということ(笑)
4年前アメリカいた時にブームの初期段階で、そのあと日本ではブーム終わったのに、こっちではまだみんなめっちゃ飲むし、タピオカショップ学校の周りに10軒くらいある(笑)

最初の1ヶ月間は、どれだけ節約できるかに神経使いすぎて、ちょっとしんどくなったし、心身ともに健康的に生きるために我慢のしすぎは良くないと改まったので、今月からは色々食べる!

これぞアメリカ
やっぱこれなのよ日本

生活

住んでいるところには本当に満足している。
東工大の先輩からの紹介で入れたところだったけど、相当運がいい方だったみたい。
まず、キャンパスから近くて治安のいい場所にあるという立地。
それと家賃。月1250ドル(20万弱)で高すぎると嘆いてたけど、こっちでは誰に話してもやす!って言われる…。

コージーなプライベートルームあって、ハウスメイトたちも本当に優しい。
先週からコロナになったけど、オーナーがヨーグルトとか買ってきてくれて嬉しかった。

よく窓の上から降ってくるリス🐿️

お金

4ヶ月間のアメリカ研究の見積もってる費用は170万円。
交換留学のプログラムで、学費はいらないので、必要経費としては大体こんな感じ。
①ビザ/航空券/手続き費用:50万円
②家賃:80万円(4ヶ月)
③生活費・食費:40万(4ヶ月)

インターンやバイトで稼いだお金&貯金&JASSOの奨学金(32万給付)でなんとかやりくりしている。アメリカでお金を増やすことはできないので、限られた予算の中で頑張る。一回くらい旅行したいので、予算捻出試みてる。
(日本帰国する時すっからかんになる予定)

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カリフォルニアなのに、めちゃくちゃ雨なのが、悲しいけど
キャンパスは美しいし、本当に素晴らしい人たちばかりだし、住みよくて、とても心が明るい気持ちで生活送れる。渡米前暗くなってたのが嘘みたい…笑

こっちにきて一番気に入ってるのは、ドーナツ。
ドーナツ文化が根付いてて、夜通しやってる店もある。
日本のクリームたっぷりキラキラ繊細な甘酸っぱさ感じる系ドーナツも大好きだけど、密度高い小麦粉が砂糖で力強くコーティングされたオールドファッション、美味しいんだよなあ。

学生に愛されてるバークレー近くのお店
このコロコロの焼いて食べたら美味しかった(ドーナツ焼くとやばいよ!)
オークランドの24時間営業のドーナツ屋さん
やっぱオールドファッションだけど、2回目の時でかいオールドファッションみたいなの食べてうますぎた。

今月からは、研究も着実に前に進めながら、もうちょっと心に余裕を持つようにして、こっちでの生活を楽しみたい。
せっかくサンフランシスコ近くに住んでるのに全然行ってないから、博物館行ったり街探索したりしたい。
我慢しすぎず、甘いものとか楽しいこととかで心を甘やかすこともちゃんとする。

メリハリ大切!残り3ヶ月もあっという間だと思うけど、日々大切に過ごす!
生活記録からの決意文、読んでくださり、ありがとうございます、、!

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