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6357 三精テクノロジーズ 今後の売上予想

結論

2023年は海外子会社込みで売上55億円追加予想です。
もしこれが本当なら次の決算前に再び上方修正来ます。
2024年も海外子会社からの売上が大きく入って一年間で最低300億円以上の売上増加を見込めます。
その根拠を以下まとめます。

遊戯機械事業のシェア

遊戯機械事業において世界トップレベルのシェアを誇り、国内外問わず幅広い納入実績がある。 また、売上高でも米国のS&S WorldwideとオランダのVekoma Ridesの子会社を合わせたグループ3社で世界トップである。 舞台機構事業は官公庁向けで6割、民間向けでは9割以上の国内シェアを握る。

位置関係

三精テクノロジーズ本社は大阪府吹田市。
子会社の三精工事サービスは大阪市北区池田町。
ユニバーサルスタジオジャパンは大阪市此花区。

Google Earth

本社、メンテナンス会社はUSJから10キロメートル圏内にある。
整備点検を行いやすい位置関係と言える。

この近接距離から三精テクノロジーズはUSJの遊具アトラクションを受注してメンテナンスを行っていると仮定する。
秘密保持契約をしているせいなのか、本社からそのような情報は一切見つからなかった。

そこで子会社のS&S Worldwideに当たると、アメリカのユニバーサルスタジオ(Universal Studios)の遊具を製造して納入している情報が見つかった。
さらに、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、ワーナーブラザーズ・ムービーワールドに遊具を納入している。

ということは、国内や世界各地の新しいアトラクション計画を探して、時系列順に並べればそれがKPIとなることが予想される。

KPI:国内・海外の有名パークのアトラクションの新規計画数

アトラクション新規計画

2023年

富士急ハイランド:売上45億円

富士急ハイランド2023新コースター

過去最高額となる総工費約45億円をかけた新大型コースターが誕生
2023年7月20日オープン
1回2000円

ユニバーサル・スタジオ・フロリダ:売上10億円(予想)

根拠:2019年オープンのミニオン・ハチャメチャ・ライドから予想。
工費はミニオンパーク総工費100億円の10%の10億円くらい。

ユニバーサル・オーランド・リゾート「Illumination’s Minion Land」2023年夏オープン
イルミネーションのヴィラン・コン・ミニオン・ブラスト
Illumination’s Villain-Con Minion Blast(英語)

2024年

ファンタジースプリングス:売上320億円(投資金額の10%予想)

東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト
新テーマポート「ファンタジースプリングス」
イメージ模型を本日初公開!


フローズンキングダム:1施設
ラプンツェルの森:1施設
ピーターパンのネバーランド:2施設

新アトラクション合計施設
投資金額合計3,200億円

スーパー・ニンテンドー・ワールド:売上10~20億円(予想)

ジェットコースタータイプの遊具は1基10~20億円が相場となる。
ドンキー・コングエリアの新アトラクションはミニコースタータイプでも他とは違う特許を使った特注タイプ。
安全テストなどにお金がかかり結果的にジェットコースターと同じくらいの価格になると考えられる。

トロッコをジャンプさせるブームコースターという特許をユニバーサルスタジオが取得した。
内容は「ライド型のアトラクションで実際には別のアームによって乗り物が制御される」。
どういう仕組みかは以下の動画を見るとわかりやすい。
Universal's Boom Coaster Concept
別のアームでトロッコを動かすことでジャンプを安全に体験できる。

2025年

大阪・関西万博(正式名称:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
:売上??億円

People’s Living Lab促進会議 万博会場で実現したい「未来社会(技術・サービス)」アイデア提案
会場内エンターティメント

  • ロボットアニメの技術がついに現実に!変形ロボット搭乗体験

  • 新体感のロボットライドが提供する新たな移動体験

  • 水上舞台

  • 360°ショーリフト

※売上は総工費に対して会社の持ち出し分の比率によって変わる。

参考にしたページ

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