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スナップシューターのたのしみ方

GR3を選んでよかった

私は今、RICOHのGR3を主に使っている。
前々から次にカメラを買うならGRにしようと思っていたのだけど、ふとしたことがきっかけで去年の12月に、半ば衝動買いのような形でこのカメラを手にした。

GR3の何がすごいかって、片手に、ポケットに収まるサイズでAPS-Cのセンサーサイズを持ち合わせているのである。これは革命。
ポケットに収まるサイズ=持ち運びがしやすい=カメラを持ち歩くのが億劫でなくなる=気軽に写真を撮れる=写真を撮ることが楽しくなる!

他のスナップシューターだったりフィルムカメラだったり、とにかく持ち運びのしやすいようなカメラは大体焦点距離が35mmのものが多い気がするのだけど、28mm、慣れるとすごくいい。
例えば35mmや50mmだと、深く考えずとも自ずと何を撮りたいのかが見えてくる。
けれど28mmの場合は、何を写したいのか、切り捨てるべきはどこなのかを自分の頭で考えて撮らなければならない。
写したいものが明確にならず、写真一枚の中の情報量が多すぎて何を撮りたいのかよくわからないものが撮れたりもするけど、慣れると使いやすい画角なのである。
”分かりやすいよさ”は無いかもしれないけれど、28mmには愛すべき”何か”がきっとあるのだ。
(28mm固定こそ至高!と言いたいわけではなくて、クロップ機能で35mmと50mmにも対応しているのでご安心を)

長々と28mmについて書いたけれど、このGR3、なんとマクロ機能もついているのだ。それすなわち被写体にめちゃくちゃ寄れるということ。
そして富士フイルムのフィルムシミュレーションほどのバリエーションは無いにしても、GRにもイメージコントロールなる機能がついていてポジフィルム調だったりモノトーンで遊べたりするので、そういった機能を使って撮ってみるのもひとつの楽しみ方かもしれない。

もうひとつ、アスペクト比について。
基本となる3:2の他に1:1で撮ることも可能。
InstagramなどのSNSに写真を上げる機会が多くなった昨今、案外便利な機能のひとつな気がする。

※AFには期待しない方がいいです。ほんとに。
あとはバッテリーの減りが早いので、一日中持ち歩く場合は予備バッテリーorモバイルバッテリー(カメラにUSB-C端子が付いているので)があると安心かも。

これさえ除けば最高のスナップシューター。

作例


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マクロ

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ソフトモノトーン


(少なくとも私の場合は)GR3を手に入れたことによって、自分の中から失いかけていた”写真を撮る楽しさ”を取り戻すことができたわけである。
GRを、とは言わないけれど、何かひとつ持ち歩きのしやすいカメラを手に入れてみるとちょっぴり生活が楽しくなるかもしれない。
そんな感じで、どうぞ、たのしいスナップシューターライフを!

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