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東海道を歩く 1日目 日本橋~神奈川

今日から東海道を歩きます。可能であれば京都まで、半月で行く予定です。心と身体のどちらかが壊れなければ行けるはずです。この文章は備忘録代わりに残しています。

本来は中山道を進む予定で、以前歩いた分(日本橋~鴻巣)を省略しようと考えていたのですが、下調べをしているうちに初めての長距離徒歩旅にしては難易度が高いことが判明。長野県の山中など、ミスした時のリスクが高い(うえに熊も出る)ので今回は断念しました。

今回の旅へ向け新版 ちゃんと歩ける東海道五十三次を2冊揃え、モバイルバッテリーやらなんやらを買って準備万端。とはいえ、費用面の問題もあって2日目までは到達地点から実家に帰ることとしました。

1日目概要

9時前:日本橋からスタート
10時半:品川宿(8.7km地点)に到着。15分休憩
12時:昼食 40分休憩
13時40分:川崎宿(20.1km地点)到着。資料館で20分休憩
15時50分:公園で20分休憩
16時半:神奈川宿(29.0km地点)到着
16時50分:神奈川宿から約2km進んだ地点で終了
17時:近くの横浜駅から帰宅

移動距離:約31km
総歩数:43,753

日本橋~品川

日本橋では中山道を歩いた時と逆方向へ。東京の真ん中は名所多めだが、江戸無血開城の際に会談が行われた場所は工事中。コンビニの多さに辟易しながら進む。気になっていた暑さだが、日陰ならば風があるので問題なし。箱根駅伝ファンとしては、八ツ山橋までほぼ同じコースなのでテンションは上がった。

品川宿に着くと、思ったより往時の雰囲気が残っていて驚く。高杉晋作が使っていた土蔵相模の跡地にも看板が残っていた。北品川のほうには来たことがなかったが、お盆で飲食店が閉まっている時期を避けて再訪してみたい。


品川~川崎

品川を越えてからはほぼ京急線と並ぶ。第一京浜から逸れたり戻ったりしつつ、平和島・大森・蒲田と通過。途中でガストに入り昼食。鈴ヶ森刑場を過ぎたあたりだった気がする。六郷を越え、橋を渡って川崎宿へ。

2023年に川崎宿ができて400年らしく、盛り上げようとしてる感が伝わってきた。資料館も展示に気合が入っている。渡船の際には平民のみお金がかかることを初めて知った。本陣を佐藤・田中の両家が運営していたが、全社からは六甲おろしなどの作者、後者からは田中丘隅が出ているらしい。

川崎~神奈川

ここは大通り以外を進むことが多かった。生麦が魚河岸の多い地域であることは初めて知った。有名な生麦事件では被害者がいったん逃げたことは知っていたが、意外にも1km近く逃げていて驚いた。最終的にとどめをさされた位置が某ビール会社の工場前で、記念碑の前で今度式典が開かれるのは諸行無常といった感じ。

このあたりはさくさく歩けたが、休む場所が見つからず苦労。特に目的のないベンチとか置いてくれないだろうか。バス停の前でもいいので。公園に入って一休みし、神奈川宿を目指す。公園の水場をこれほどありがたく思ったのは何年ぶりだろうか。

帰宅には横浜駅が最適なので、その近くまで進んで本日は終了。

今後の予定

明日は藤沢が最低ライン、できれば茅ケ崎まで進みたい。前回30km歩いた時はマメと水ぶくれが大量発生、2日目は激痛により20kmも進めなかった。とはいえその時はスニーカーに肩掛けカバンだったが。いろいろと揃えた甲斐があり、今のところ痛みはそれほどない。できれば3日目で小田原に泊まりたいが、最初は様子見もあるので31kmで我慢したのは正解だと思う。

殴り書きみたいな感じですが、時間と体力があれば毎日更新します。

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