【勉強時間・勉強方法】プロジェクトマネージャ試験

はじめに

受験者の力になれればと考え、合格体験記を残します。具体的な勉強方法は参考書や他の方にお任せし、体験記を読むことでの勉強計画づくり、モチベーション向上に貢献出来ればと考えます。
なお、プロジェクトマネージャ試験は1回目は不合格、2回目で合格しています。

この記事が役に立つ方

✔︎大学は文系、非情報系
✔︎IT資格が役に立つのか気になる
✔︎初挑戦が不合格で落ち込んでいる

私の属性(当時)

年齢:32歳〜33歳
家族構成:配偶者あり、子あり
仕事:事業会社、IT部門
   勤務時間は8時〜20時、通勤は片道1時間
大学:非情報系、文系(経済学部
保有資格:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験

応用情報技術者試験に合格後、IT部門へ異動になりました。私生活では子どもが産まれ勉強時間が取りにくい環境になりました。

私の受験動機

この頃は会社内での異動もあり、「勉強しないと」という気持ちが強い時期でした。そこで仕事ともっとも親和性の高そうなプロジェクトマネージャー試験を受験する事にしました。

勉強時間・勉強方法

1回目は論文評価Dで不合格、2回目で合格となりました。

▫️勉強時間
勉強期間は12ヶ月でした。1回目の不合格後に少し勉強しなかった期間があります。プロジェクトマネージャー試験は午後Ⅱの論文対策が主な勉強になると思いますが、通勤時間との相性が悪く、土日での勉強がメインでした。

総時間は250時間くらいでしょうか。通勤時間での勉強は午前対策を惰性で続けていた事もあり、この時間は合格に必須ではないかもしれません。やはりメインは土日の取組みです。
・通勤往復2時間×50=100時間
・土日2時間×80日=160時間

▫️勉強方法
まずは、参考書を読みながら午後Ⅰの過去問を5年分ほど解きました。週末1日に1問〜2問くらいのペースでした。
答え合わせは単に文字の正誤だけでなく、自分の考えた回答プロセスと参考書解説の違いに注意して回答プロセスを矯正するイメージで取組みました。
午後Ⅱについては、参考書記載の合格論文から自分が最も書けそうな領域を整理しました。
私はステークホルダー・リスク・進捗は書けそうな感触があり、予算・調達は難しい印象でした。網羅的に対策はせず得意分野を仕上げる方向で勉強を進めました。

勉強に使った本、ツールこちら。
✔︎参考書
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2022年版
 -三好康之著の参考書です。プロジェクトマネージャー試験では鉄板の1冊のようです。特に午後Iの回答導出の考え方を整理できた気がします。

✔︎過去問
プロジェクトマネージャー試験.comの過去問道場
 -午後対策をメインとしており、活用頻度はかなり減りました。

✔︎役に立ったサイト
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
 -あらゆる用語がわかりやすく掲載されています。こちらも活用頻度は減りました。気になった事があると習慣として調べていました。

✔︎その他
1回目の試験が不合格だった後は仕事でも「論文で使えそうかな?」という観点で上位職、プロジェクトマネージャーの振舞いをよく見るようになり視野が広がったと思います。
身近な事例の方がイメージが湧きやすいので合格者論文だけでなく社内事例の情報収集はおすすめです。

おわりに

プロジェクトマネージャー試験は社内、転職に有利になることは間違い無いと思います。人気資格や高難度資格として紹介される事も多く、モチベーション向上にも繋がります。
仕事でもすこし自信を持ち判断ができるようになりました。特にわかる・わからないの線引きで不安を覚えることは無くなりました。

高度情報処理技術者試験となると複数回受験の方も多いと思います。特に不合格後はモチベーション維持も難しく諦めが頭をよぎる事もあると思います。毎回お伝えしていますが、努力が無駄になることはありません。ぜひ試験まで頑張ってください。

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