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自営業の物件選びから引っ越しまで


#50代 #ネット物販業 #離婚 #引っ越し #賃貸物件 #猫と暮らす


物件選び


2年前に離婚をしまして、暮れにようやく引っ越しすることが出来ました。
お勤めが出来る方であればもっと早く引っ越しすることが出来たかもしれません。
しかし諸事情にてお勤めは厳しいので、いろいろ手間取りました。


まず私の仕事が手芸品(手まり)の製作販売です。
そして材料の刺繍糸を販売しています。
作品が売れればしかるべき金額になりますが、年間通じて安定的に売れているのが刺繍糸です。


自宅を仕事場兼倉庫にしているので、物件を選ぶのに最低でも2DKは欲しいと思いました。
そして駐車場と猫も必須条件でした。
引っ越した後なるべく早く制作活動を再開するために、住所は隣町、小中高と過ごした場所を選びました。


今回私はネットで物件を決めました。
ネットに載らない物件もあると聞きますが、DIYを楽しめる方であればともかく私は家に関するDIYはあまり好きではないのです。
それよりも早く制作活動をしたいと考えたので、ネットで物件を選びました。


住みたい市 ペット可 賃貸


このようなワードで検索をし、お家賃が安い順に見ていきました。
駐車場込みで猫と住める物件となると最低4万円からでした。
そして2DK4万円とあり、その中に3DKが混ざっていました。
3DKの相場は5-6万円します。
もうほぼほぼ決定です。


そして数ある物件の中で、なぜこの物件がお安いのか?
今度はお安い理由を探しました。
最寄り駅が記載されていません。
車で10分少々かかります。
コンビニ、ショッピングセンター、学校全てが2K以上します。
バス停の前と言う立地条件ですが、最寄り駅からバスで40分弱かかります。


賃貸物件としてのマイナスポイントですが、私から見たら非常に良い条件でした。
今までの家は僻地過ぎて誰かをお招きすることが出来ませんでした。
しかし今度は1時間に1本バスが出ていますので、バスで来ることが出来ます。
タクシーであれば10分少々です。
もし駅前のような立地条件であれば、誰かがちょっと寄ったよと来るかもしれません。
しかし駅から離れているので、行くという気構えが無いと来ることが出来ません。
この微妙な距離感が私は気に入ったのです。


不動産屋さんに予約を入れ、内見させていただきました。
この場所、2部屋空きがあったのです。
両方のお部屋を見せていただきました。
片方は台所が暗かったのでやめました。
そしてその場で今のお部屋に決定しました。


敷金、礼金、保証人0という物件でしたが保証会社の審査がありました。
物販の売り上げがそこそこありましたが、2件の保証会社の審査が落ちてしまいました。
3件目の保証会社でようやく審査が降りましたが、保証人が必要でした。
息子にお願いして連帯保証人になってもらいましたが、50代自営業と言う立場は社会的に弱いと納得した場面でした。


私が契約した不動産屋さんでは、ペットや車を不動産屋さんに登録する必要がありました。
その為、車を買い替えたら再登録が必要ですし、猫も住民登録する必要がありました。
不動産屋さんに猫の写真と名前を登録してあります。
そして猫のお家賃3300円が必要でした。
もし猫が代替わりしたら再登録が必要ですし、2匹目をお迎えしたら3300円x2が必要になります。


不動産屋さんの営業さんが言っていました。
他の物件で1匹と言っていたのを内緒で複数飼っていたそうです。
1匹だけであるのと複数では当然お家の傷みも変わってきます。
退去時精算に家の傷みがひどく、しかるべき金額を請求されるのでちゃんと登録したほうが身のためですよと言われました。
猫のお家賃を払っているので、傷みも考慮されるそうです。


ちなみに小型犬は猫よりお安いらしいですが、中大型犬の場合は5千円、7千円とお値段が変わるそうです。
これは契約時に対応してくれた方が言っていました。


引っ越し、そして捨て活


いよいよ引っ越しです。
段ボールを用意し、赤帽さんへお願いしました。
段ボールは通販で購入したものと、少しずつ詰めてあったものとがあります。
身の回りの物と在庫品、資材は持ってきましたが、家財は全て置いてきました。


段ボールがいくつ必要か?これは状況によって変わると思います。
通販サイトには単身者の場合サイズ100と120を10枚ずつ用意すると良いと書かれていました。
私は荷物多めだから20枚ずつあれば足りるかな?と思い段ボールを用意しました。
衣類はプラスチックケースに入っているのでそのまま運べます。


ただ結果論として言えば段ボールの選択をミスったかな?とも思いました。
ご自身の荷物を見て、かさばる物が多いのか?それとも重量物が多いのか?
それにより段ボールを選択したほうが良いという事です。
かさばる物が多い方は大きめ段ボールを多めに用意し、重量物や小物が多い方は小さめを多く用意したほうが良いと感じました。


また実家にあった荷物を一時期倉庫に保管していましたので、それも持ってくる結果になりました。
本当は引っ越し前に捨て活出来れば良かったのですが、収納状況の為にそれもままならず引っ越し後に少しずつ片付けながら捨てています。


母が他界した時、多くの物を捨てました。
でもその時は使える物と言う視点で選別を行いました。
そして今、自分が使うのか?
場所ふさぎになる物は捨てるなりオークションに出すなりして手ばなそうと考えています。


今回3DKのお部屋を借りる事が出来ましたが、2DKだったら物が収まらなかったと思います。
今まで捨てることが出来なかった物に対し、捨てる決心が出来たのが収納の問題が一番大きいです。
この物の為にお家賃を払い、狭く暮らすことは本末転倒と感じました。


母たち世代は戦後みんなが持っているのだから、持っていないのは恥ずかしいという時期があったように感じます。
そして私たち昭和の子供が今、50代になりシンプルに暮らすという方向へ向かっているように感じます。
多くの家具を離婚と言う転機で手放し、買い替えを決意したのですがさて買おうと思った時私の中で常にそれ本当に必要?と考えています。


本棚が欲しい、ちょっと待って、そのサイズ本当に必要なの?
本ももっと減らせるんじゃないの?


離婚直後息子も独立したので多くの本を捨てました。
それでも大雑把に見積もり奥行45cmのスライド書棚1台必要と見ました。
しかし今、本当に必要な本はわずかで良いのでは?
スライド式じゃなくて普通の物で間に合うのでは?
大判の本が多いのでA4対応の物が欲しいけど、スライドを選択しなければ予算は1/3で間に合います。
高さも180cm必要なの?
本が減れば本当に必要な物だけになればもっと減らせない?
そのように考え本棚については保留になっています。


食器棚も息子はお正月に帰ってきて、そこに1つ置くスペースがあるよねと言いましたが、そんなに食器が必要なのか?
実家にあった食器と書かれた段ボール、不要品がかなり混ざっていそうで大幅に捨てる結果になりそうです。
捨ててから収納を考えても遅くない。
という訳でしばらく捨て活が作業の大部分を占めそうです。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。