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【随筆」友だち

 私が、うつ病だったころ、リアル友だちはみんないなくなった。私が、避けたということもあるが、サアーッと波打ち際が引くような感じだった。

 良い悪いということでなく、現実。

 そういうことがあったんだよ、という事実が、私の人生の中であった事。
今も会うこともなく、多分、会っても挨拶するぐらいは、
「するかなぁ」と思っている。
こちらから会いたいとは思わない。

 年を取ると

「夫より友だちと一緒にいた方がいいわよね」

 などと、テレビのワイドショーなんかでは
奥様の意見として、よく出てくる。

「ふーん、私は夫のほうがいいけどな」
 と、私は思う。

 どんな老後が待っているのか、わからないけどね。


 今、現在、facebookに、友だちがいる。
mixi時代からの繋がりで、いろいろな面で
本当にお世話になっている私の大切な友だち。
お互いに、年老いても友だちでいたい存在。

 そして、もうひとり、インスタグラムに友だちがいる。
高校時代、バス通学で仲良くなった彼女は
その後、割と早く結婚をして、
公務員の旦那様に合わせ、県内のあちこちで暮らした。
毎年、年賀状をやり取りするだけの友だち。
 今、リアルに会える距離に住んでいるけど
まだ再会していない。
 彼女は時々、老いた母親のお世話で実家にやってくるそう。
彼女の実家と私の住んでいるところの中間にコンビニがある。

「いつか、そのコンビニで会おうね」

そう約束している。

「友だちっていいよね。」
だって、私には、二人もいるんだもん。


※この記事、初めてPCから書いてます。
自分のページのヘッダー画像やマガジンの画像も
Canvaで作ってみました。







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