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第3回映画感想「ヴェノム」

悪ってなんだよ(哲学)

 ちょっとさぼって第3回、今回はヴェノムの感想を書きたいと思います。
 初めに簡潔な感想を述べておくと、展開自体は欲しいものがだいたい揃っていて、演出も良く、かなり満足できる映画でした。ただ、台詞回しがなんか……もうちょっとすっきりできなかったんかソレってことがちょいちょいありましたね。展開にしてもレストランのシーンとかカーチェイスとかSWAT相手に無双するとことか、もう少し尺が短くても良かったかなと思います。10分縮めれば大傑作って言えたかな。
 後ろに欠点を挙げるとまるで満足できなかったみたいですが、そんなことないんですよ。上映中ちょっとしたアクシデントがあったにも関わらず、映画の面白さでそんなこと忘れちゃってたぐらいですからね(アクシデントについては最後に書きます)。

目次
1.最も残虐な悪……悪?
2.ムシケラ・アンド・ライバル

1.最も残虐な悪……悪?
 最も残虐な悪が誕生する、というのがこの映画の触れ込みだったんですが……ライバルキャラに対して言っていたんですかね? とにかく主人公に協力(寄生ともいう)する地球外生命体・ヴェノムくんはとにかく(かわ)いい奴です。何があっても主人公の命を守り、心を思いやる、最高の友人です。
 反面、主人公はあんまり印象に残りませんでしたね……。一度ヴェノムと分離した後に再度合体するのですが、そこからの名コンビ感が中々良かったですかね。更にエピローグでその名コンビ感に拍車がかかったので、まあ、2作目に期待しておくことにします。
 2人揃ってヴェノム、悪人をたまたま食べちゃうだけの正義のヒーロー。私はとっても好きになりましたよ!

2.ムシケラ・アンド・ライバル
 1作目ということで、基本的には無理難題を能力を活かしてなんとかしたり、雑魚相手に無双したり、スーパーパワーを見せつけるような展開になっています。最後には自分よりも強大なライバルと戦うことになるわけですけどね。アイアンマンも殆ど同じような構造でしたし、スーパーヒーロー映画の1作目としては王道の流れなんでしょうね。
 とはいえ、個人的にはマッシヴなボディで大暴れするヴェノムをまだまだ見ていたい気持ちなので、2作目でも食料……もとい悪人を相手にハチャメチャに暴れまくる展開を期待しています。

 ちなみに映画の内容と全く関係の無い話なんですが、上映途中に機材の不具合かなんかで映像が乱れまして……あとでタダ券を貰ってしまいました。棚から牡丹餅ってあるもんですねえ。

 あ! あとヴェノムが出てくるコミックスで、オススメのものがあったら是非教えてほしいです! 情報お待ちしてまーす!

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