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北京をPEST分析

こんにちは、へりおです。noteでは読書記録や本の紹介、Twitterではマルチな情報発信をしています。

ワンテーマPEST分析をしていきます。
PESTで扱う観点は、政治、経済、社会、技術といった4つになります。マクロ環境(外部環境)を分析するマーケティングフレームワークで、このような観点を持つことで、正しく世界を見ることができると考えています。

PEST分析の概要



今回のテーマは、、、

”北京”

です。


4つの観点から、PEST分析。まとめスライドはこちら


それでは、ひとつずつみていきましょう。

Political



[政策解説]専門家による「北京市人口・計画出産条例」解説↓






Economic



かつては、中国では経済は上海、政治は北京がといった役割分担があったようです。しかし、現在では各地に1兆元クラブと呼ばれる都市が24市にものぼっています。

「1兆元クラブ」の都市を地理的に見ると、中国南部が18市、北部は6市で、南部に集中している。これは、中国南東の沿海部に「経済特区」や「経済技術開発区」が設けられたことがひとつの要因。外国資本の集中投下がプラスに働いた。

特にコロナ禍で中国のワクチン(特にシノバック社製)は、北京を含めた中国に特需をもたらしました。





Socio-cultural


北京市は面積16,410.54㎢の都市で、日本の都道府県と比較をすると、東京都(2,194.07㎢)の約7.5倍。岩手県(15,275.01㎢)四国(18,803.33㎢)の間ぐらいの広さですね。

歌舞伎に似た京劇など、無形文化も多種多様。


北京動物園のパンダ脱走事件があったので、今回はパンダを取り上げます。(パンダは西側、四川省あたりに多く生息)

野生のパンダは1800頭まで回復し、2016年には絶滅危惧種を外されました。そして、2021年には、中国国家のパンダ保護レベルが”絶滅危惧”から危急レベルに移行しました。


Technological



主な都市別のベンチャー投資額(億円)(2016年)

(出典:「2016年中国大衆創業万衆創新発展報告」をもとに作成)



中国の投資件数トップ3は北京・広東・上海で、それに続くのが深圳らしい。投資件数でいえば北京は25%を占めています。そして、国内36%のユニコーン企業が北京発なのです。世界と比較してみると、スタートアップゲノムによれば、スタートアップエコシステムにおいて北京は世界4位となっています。(シリコンバレーが1位になり、ニューヨークとロンドンが2年連続で2位になりました。東京は9位でした)

TECHBLITZ編集部


Startup Genome




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