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記憶より記録

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今は亡き小学校時代の恩師(認知症を自覚しておられた)が呟いた「記憶より記録だよ」を今更ながら噛み締める伝吉のささやかな足跡録。 (写真:宮城県北部山間と平野を結んだ通称くりでんの…
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記事一覧

【記憶より記録】図書館頼み 24' 5月

 あっという間に5月が終わろうとしています。って言うことは、あと1ヶ月もすれば上半期が終…

伝吉_TellGlad
1か月前
60

【あの街 この建物】第三話:街の変遷を語る名も無き建物たち

 今回の「あの街 この建物」は、これまで以上にアノニマスな建物について触れていこうと思い…

伝吉_TellGlad
1か月前
69

【記憶より記録】図書館頼み 24' 4月

 想像以上に慌ただしく過ぎ去っていった4月。  一瞬にして葉桜になってしまった「今年の桜」…

伝吉_TellGlad
2か月前
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【記憶より記録】忘れじの山 忘れじの人

 そうでなくても慌ただしい4月。  新生活を始める次男坊の助っ人役を無事に果たし、ほっと…

伝吉_TellGlad
2か月前
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クラムボンってなんだったっけ?

伝吉_TellGlad
2か月前
71

【記憶より記録】図書館頼み 24' 3月

 忙殺必至の年度末も終わりを迎えようとしております。  とは言え、全てが3月31日に片付くわ…

伝吉_TellGlad
3か月前
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【記憶より記録】海辺にて・過去と今と未来を繋ぐ日々の祈り

 去る 3月13日 水曜日。  時節をわきまえない雪と雨が、忙しさを増す年度末に一縷の猶予を与えてくれたのでしょうか。不安定な天候が生みだした余暇を使って、大学受験を終えた次男坊と共に、宮城県の沿岸地域を巡ってきました。  此度は、そんな一日の様子を備忘しようと思います。お時間の許す方はお付き合い下さい。  1:釣石神社へお礼参り ミニマムにしてシンプルな次男坊の大学受験は、釣石様のご加護もあり、大願成就で幕を降ろすこととなりました。なれば、直ぐにでも「お礼参り」に馳せ参じ

【記憶より記録】図書館頼み 24' 2月

 二八の月は、商売が低調になりがちと言われていますが、忙しさの点では全く別もの・・・とい…

伝吉_TellGlad
4か月前
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【あの街 この建物】第二話:海と風に向かう集住の地 出雲崎とその界隈

 北陸地方の魅力を反芻している今日この頃。  今から18年前の春(2006年3月末)。  私は、…

伝吉_TellGlad
4か月前
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【記憶より記録】図書館頼み 24' 1月

 さてと・・・厄介な季節を迎えようとしている今日この頃。  厄介?!  そう、花粉と確定申…

伝吉_TellGlad
5か月前
81

【あの街 この建物】第一話:その昔、写真館は「街の最先端」だった

序 建築設計事務所を営んでいながらも、これまで全く触れてこなかった建築物の話。その理由は…

伝吉_TellGlad
5か月前
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【記憶より記録】「手塩」を味わう

 青天の霹靂  そんな言葉が頭の中を駆け巡った元日の夕刻。  今はただ、苦境の渦中にある方…

伝吉_TellGlad
6か月前
94

【総括2023’/本の巻】図書館頼み アワード23’

 バタバタと総括記事を更新しておりますが、年内最後の更新となる本稿は、この一年間に図書館…

伝吉_TellGlad
6か月前
70

【総括2023’/短歌の巻】旅の記録を濃縮する試み

 もう直ぐ終わりを迎える激動の2023年。  何の因果か気まぐれか、今年から五十の手習いよろしく挑戦することにした短歌の世界。而して、門外漢の嗜みにもかかわらず、恥ずかしながら十八首の「旅縛り短歌」を捻り出した次第です。  此度は、不遜を承知で拙作を振り返ってみようと思います。芸も捻りもない短歌ですが、お時間のある方はお付き合いくださいませ。 序:「旅縛り短歌」を始めるにあたって  そもそも、放っておけば寿限無のような長ったらしい文章しか綴れない無粋な人間ですから、旅行