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スマホと、自己防衛の境界線

今日はイベントに出る日なので、いつもより早起きして、すでに電車に乗っている。自宅で書く時間がなかったので、そんなに早くは起きれなかったので、電車の中でスマホでこれを書いているところだ。
iPhoneが出始めのときというか、このフリック入力が出始めたとき、他の人がフリック入力するのを見て、俺もさわってみたい!と憧れたのを覚えている。そして、ついに手に入れ、実際にフリック入力を覚えていくまでことも覚えている。最初は、ボタン連打をして、たとえば「え」を打ちたかったら、「あ」を4回タップして「え」と入力することしかできなかったが、練習していくうちにだんだんとなれてきて、「」まで打てるようになってしまった。今では→という記号なんて、辞書登ているので、「やら」と打てば変換候補で→と出るようになっている。同じように、↑は「やな」、←は「やま」という感じ。「や」を中心に、あとは、矢印の方向にある文字を打つだけだ。そして今は、両手を使ってフリック入力をしている。
とはいえ、以前都バスに乗っている時に、外国人が両手でキーボード配列の文字をすごい勢いでタップしているのをみて、めっちゃ英語って便利やん!と思ったのを覚えている。日本語の入力はアレには勝てないだろう。すごい速さでテキストが完成していくのだから。しかも英語は省略文字がたくさんあるし、omgとか、だからめっちゃ早いんだろう。
ま、それでも日本語だってずいぶん短くして使われているな、日常の中では。「はや」とか「まじ」とか、あと絵文字があるよね。スタンプか。ま、でもスタンプは選ぶのに時間がかかるのかも。俺はスタンプ使わないからわからない。

こんな寒いのに、家を出た時は、4℃くらいだったのだけれど、そんな中でも、サップしている人たちがいて、パワーがあるというか、タフだなと思った。俺も運動した方がいいいのかなとか考えるが、いつも散歩してるからいいじゃんと思う。
あと、やっぱり体質というものがあり、身体が強い人は強い。運動するから強くなるのはあると思うけど、強い人はもともと強い気がする。だから運動に向いているし、拍車がかかるんだと思う。
そういう意味では僕は運動に関してはビハインドだろう。一時期めっちゃ運動していたが、それでも全然筋肉はつかなかった。もちろん今よりはムキムキだったが。運動をしていると、気が大きくなる気はする。いや、それも人によるか。

電車の中で、ひたすら両手でスマホを胸の前でちんまりと持ち、フリック入力をする。これは確実に体にはよくないだろう。肩が凝るに決まっている。一番良くないのは、ずっと同じ姿勢だということだ。そして、中心がスマホだということだろう。スマホを中心に身体が機能しようとしている。スマホに身体と頭を乗っ取られている。ていうか、何事も長時間同じことを続けるということは、そういうことか。身体の動きを固定化するということか。何をただの思いつきを、カッコつけて書いているのだ。当たり前のことではないか。

今日は曇りなので、電車の中も、外もどんよりしている。冬の朝だがら、余計にそう感じる。でも悪くない。嫌なのは、この朝の静かな時間におっきな声で話す人だ。静かにして欲しい。人の声が気になってしまうので、気にならない人からしたら神経質なのだろう。そう、いろんなことに神経質なので、いろんなことが気になるので、人と関わるのが苦手だと思う。大雑把にしておけない。これは、これ。それは、それ。こうあってほしい。ひたいな形がそれぞれにある。音やものの置き場所、距離感など、多岐にわたる。仕方ない。そういう人なのだ。距離感については、スマホも手伝って、なんであなたそんなに近いのですか?と思う人がいる。スマホは人との距離を無にするというか、スマホを見ているとバーチャルに意識が飛んでいるので、自分の周りが無防備になってしまうのだと思う。バリアがない感じ。それって、生き物としてかなり危険なのでは?と思う。周りの人が迷惑するとかじゃなくて、その人自身が危険。普通にしてたら、これ以上こっちに来ないでね、という境界線が各人にあるはず。その半径は人それぞれだが、あるはず。それがスマホを見ていると、スマホと私になってしまい、境界線のセンサーが全部スマホの中にドボンしてしまうのだ。意識をスマホの中と、身体的外部、同時に働かせることはできないのかもしれない。

それと似たような感覚で、電車の中で、映画とか海外ドラマとか、スマホで動画を見るのはやらないようにしている。あれは、ほんとに意識が飛んでく。降りなきゃいけない駅をすっ飛ばしそうになったり、そうでなくても、なんか、現実に戻ってくるまでに時間がかかるので、忘れ物をしそうになったり、降りる出口を間違えたり、とにかくすぐに起動できないので、もたつく、ミスが多くなる。人との待ち合わせや用事に支障が出る。
家だと、もうすこしグラデーションを持てるので、そこまで気にならないかもしれないが、電車は、完全に外部であり、社会なので、タイムレスていきなりそれらと向き合わなければいけない。だからだと思う。

さて、疲れたのでこの辺で今日は終わり。スマホにしてはよく書いたな。2130文字。

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