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12: ジモティー10kmレース

家の事情で江戸川区に引っ越した、と前回紹介しました。家の立地はランニングに関しては好適な場所で、「健康の道」と名のついた川沿いのランニングコースがあったり、その川にあるスポーツ施設には1周550mコースのトラック(ただし1レーンのみ)があったりと、距離走・スピード走ともに練習を行うには素晴らしい場所です。ただし4月に引っ越してから夏くらいまでは、生活環境を整えたり、はたまた暑いと言い訳をしたり(苦笑)と、そこまで距離を積む練習はできていませんでした。

「江戸川マラソン大会」に出場

2018年10月、「第39回江戸川マラソン大会」に出場しました。その名の通り、江戸川区で行われる大会で、会場は江戸川区陸上競技場。ガッチリした陸上トラックに、出場選手として来るのははじめてですし、何より周りを見渡すとガチっぽい人だらけでビビりまくりシティ。

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そして何より、10kmレースに出るのもはじめてだったので、ペース配分もさっぱりわからない状況でした。当時のランニングのペース(相変わらず10km走がメインでした)が5分15秒/キロくらいだったので、まったく自信はなかったものの、45分〜48分くらいで走れるといいなあなどと考えていました。スタート地点では「目標タイム:○○分」のように看板を持ったところに並ぶ方式だったので、挑戦的な目標の45分のところに整列し、いざスタート!

10kmの道のりは短いようで長い

江戸川マラソン大会のコースの往路は、江戸川区陸上競技場をスタートし、橋を2本渡って葛西臨海公園の園内に入り、折り返します。2本ある橋は、いうまでもなくガッツリと登りになっており、序盤からかなり体力を削られる仕様に。とりあえずどこまで行けるだろうかと考えながら、4分30秒ペースで入ってみました。

公園内には、10kmという短いレースにもかかわらず給水ポイントが用意されていて親切さを感じます。一方で、普通に公園内を歩く方もいらっしゃりました。係の方が来園者に対して、ランナーがいるときは道を横切らないよう誘導してくれるので大丈夫ではあるのですが、少しばかりひやひやします。

折り返したあとはやはり橋を2回わたり、フィニッシュに向けてひた走ります。ラスト2.5kmからは石畳もあるやや難しい地面でしたし、何より10kmレースはマラソンと違って、呼吸がきつい!! とんでもなくしんどい思いをしながら、それでもペースを落とすことはなく、なんとかフィニッシュ! ラップタイムは以下の通りでした(1kmごとの自動ラップ。GPS計測の誤差があるので最後の1kmは距離が足りていません)。

4'53"→4'36"→4'23"→4'29"→4'33→4'34"→4'25"→4'23"→4'20"→4'09" トータル44'49"

そしてこのタイムがいまの持ちタイムでもあります…これ以後、10kmレースに出ていないんですよね(笑)。

やはり印象に残ったのは、後半の呼吸のしんどさ。マラソンだと間違いなく呼吸よりも足が先にやられるのですが、10kmレースだとその逆ですよね。10kmはいつも練習で走っている距離のはずなのに、最後の3kmくらいは「まだ終わらないのか…早く終わってくれ…」などと考えながら、本当に距離が長く感じました。

次の目標はフルマラソンサブ3.5!

しんどい思いをしながらも10kmレースを4'30"ペースで押せたことから「このままいけば、フルマラソンでもサブ3.5を行けるんじゃなかろうか?」という甘い考えが浮かんできました。

前後すること6月末、湘南国際マラソンに2次エントリーをしていました。海沿いでアップダウンはそこまで多くないコースということで、次なる目標は「湘南国際マラソンで3時間半を切る!」と設定しました。ということで次回は、湘南国際マラソンと、そこに至る練習・事前の調整について書きたいと思います。

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