9: 止まり、走り、また止まる

初のフルマラソン完走の翌月となる2017年12月、右膝の外側あたりが痛くなる、いわゆるランナー膝を発症しました。整形外科で診てもらい、ロキソニンテープとサポーターを処方されたものの、走る量を落とすほかないのか…となり、いわゆる停滞期に入りました。

「治りかけ」は「治っていない」

はじめて膝が痛くなったのは2017年12月16日でした。1週間くらいが経ち、歩くくらいでは痛みを感じないようにもなったので、同月24日、ゆるいランに。途中で痛くなったら困るから…ということで電車の線路沿いに走ることとしました。…するとやはり、キロ6〜7分くらいのペースで4kmそこらを走ったところで、同じ箇所に痛みが訪れました。お尻を伸ばしたりとストレッチをやっても良くなる気配がなかったので、残念ながらそこでリタイア。

その後も1〜2週間休んでは恐る恐る走り出し、また痛くなり…というのを繰り返してしまいます。以下は1月の全ランニング記録です。

1月11日 4.57km…3週間ぶりに恐る恐る走ったところ、このときは痛まず
1月14日 8.08km…10km目標で走り出すも同じ膝に違和感を感じたためリタイア
1月29日 4.08km…2週間空けて痛みが引いたころに短距離からスタート

…以上です。月間走行距離16km…とてもフルマラソン2ヶ月前のランニング量とは思えません(笑)。治ったつもりでいてもまだ治りきっていないのか、と忸怩たる思いでした。

気分を変えてくれた出張ラン

「治った気になる」→「走って痛める」→「休む(仕方ないのでジムで筋トレをする)」のサイクルを繰り返しながら、結局このケガは、板橋Cityマラソン本番の直前までずっと続くことになりました。それだけ自分の中でも原因が飲み込めないでいたのです。サポートタイツを買ったりもしたのですが、どうも根本解決には至らずでした。2月の走行距離は40km、3月の本番まで(18日間)の走行距離も33km。

そんなこんなであっというまに本番直前に。レース(日曜日)の3日前となる木曜日には、出張先の名古屋で、またしても会社の先輩と一緒に出張ランを敢行しました。足が痛くなるかもしれないので…とゆっくりペースに付き合っていただいて感謝しかありません。でも、この日はなぜか痛まなかったんですよね。

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名古屋城、遠くから撮ったのでボケボケですが笑

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テレビ塔だがや

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〆はうみゃあ手羽先で。

ケガのことはさておき、出張先で楽しく走り、まあ、なるようにしかならんわな、ということである意味開き直れたかもしれません。ときにはそういう思い切りも大事ですよね。

そういうわけでほとんど練習らしい練習もできないまま挑んだ板橋Cityマラソンについて、次回で書いてみようと思います。次はたぶん1回で書き終わるはず(笑)。

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