16: 2度目の板橋
前々回の記事では、湘南国際マラソンの失速の原因を距離走不足に求め、2018-'19シーズン2レース目の板橋Cityマラソン(3月)に向けて距離走を重ねたと書きました。
12/30 30km
1/6 30km
1/20 34.7km
1/27 26.7km
2/17 30km
今回はその後の練習、そして2度目の挑戦となる板橋Cityマラソンについて振り返ろうと思います。
嫌な予感はだいたい当たる
↑に書いた練習の翌週の2/24も、30kmの距離走をやるぞと、最寄りの川を15km上り戻ってくるというルートを立てたわけですが、どうにも6〜7kmあたりから右くるぶしのあたりがピリピリとくるわけです。収まってくれんかなあと思いながら走ってたわけですが、そうもいかないのはランニング経験が豊富な方であればよくご存じのことと思います。
結局その後、13km地点あたりでリタイアしました―そして13kmをどう戻るのかが課題としてあり、なんとかバス2本を乗り継いで帰ることができました。ケガが怖いなと思うときは、もちろん走らないことも大切ですし、いざ走るとしても短めの周回コースで帰宅しやすい場所を走ったほうがいいですね…。
レッスン⑧:ケガがちなときは家(もしくはランステ)近くの周回コースを走る
板橋よ、私は帰ってきた!
1年前にサブ4を達成した板橋Cityマラソンに2度目の挑戦です。結局上記のラン以後、まともに練習はしていなかったのですが、なんだかんだ「目標はサブ3.5」として挑みました。
この河川敷の風景は変わらないっすね…(笑)
そして、いきなり結果です!(ドンッ)
見事サブ3.5(ネットタイム)を達成しました!
5kmあたりのペースを0〜10kmは26分、10〜20kmは25分、20km〜は24kmで行く計画(→3時間28分半くらい)で、ほぼそれをトレースできました。あえて言えば、25〜35kmでちょっとペースが早めで(ただ、本当に気持ちよく走れた区間でした)、その後キロ5分くらいまで戻りましたが、結果として目標ピッタリのタイムに落ち着きました。
うまくいったのはなぜか?と考えると、1)距離走をしっかりこなしたこと、2)(ケガが原因だったとはいえ結果として)レース前にしっかり休んだこと、3)トイレに行かずに済んだこと、が考えられます。1)と3)については2019-'20シーズンでその意義を再度強く実感することになります。
気がかりだった右くるぶしも、走っている途中は持ちこたえてくれました。長く休んでおけばなんとかごまかせるものです。
とはいえ走り終わったあとに痛みはぶり返してきました。また、足の指と指が触れ合うところに大きな水ぶくれもできていました。というのも、今から振り返れば、靴を↑写真のズームフライフライニットに変えたとき、走る感覚自体は良くなっていたのですが、足先の作りを細く感じていたんですよね…右くるぶしの痛みがこれとリンクしていたのかどうかは定かではありませんが、なんにせよ自分には足先の作りがもう少しゆったりした靴がいいなぁなどと思いました。
そんなわけで、マラソンをはじめて2シーズン目で(ネットタイムではありますが)サブ3.5を達成することができました。走り始めたときは「サブ3.5?まあ行けるかもしれないけど、そこまで行ったらさすがに限界でしょ…」などと思っていましたが…
とはいうものの、4月になり、また次のシーズンに向けて動き出します。2019-'20シーズンは、(わずか3年とはいえ)ランニング人生の中でもっともたくさん走ったシーズンでもあり、もっとも楽しく走ったシーズンでもあり、もっとも強くランニングができることのありがたみを感じたシーズンでもありました。