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テントを買った④

鴨川でひとりフリマ計画は実現不可となりましたが、鴨川でのデイキャンプ計画は未だ健在です。
ただし鴨川でテントを設営している人を見かけた記憶がないので、禁止されている可能性が大きいです。
そんなわけで、再びネット上に何か上がっていないか鬼検索をかけるのですが、バーベキュー等の禁止地域については広報されているものの、テント設営については見つけることが出来ません.

河川敷の利用関して京都府では「河川敷の利用に関しては使用許可の必要な公園施設、立入禁止の場所等を除き、節度を守り譲り合って利用される限りは、基本的に自由に使用していただける公共の空間である」と定義しているようです。
つまりはおのおののモラルに委ねられているということですが、もしも自宅の隣の公園で誰か見知らぬ人がキャンプをしていると、相手のモラルの有無に関わらず、きっとザワザワした気持ちになってしまうでしょう。
「アルキヘンロズカン」という漫画の中で、ベテランお遍路のおじさんが、「遍路っていうのはもっと自由なもんなんだ!」と言って、周りの忠告を無視して公園内で野営したあげく、夜中に職質にあって公園から追い出されるというシーンがありました。

めちゃ名作!
アルキヘンロズカン


お遍路という独特の風習があり、ハイカーに寛大かと思われる四国でさえそうなのです。鴨川でのキャンプなんて絶対無理やん!

想像してても仕方ないので、また京都府の担当者に確認することにしました。
でも最近電話したばかりで、ちょっと恥ずかしいものがあるので、今回はメールで問い合わせることにしました。
担当者からの回答を要約すると以下のようになります。

1.急な悪天候による河川の増水で命の危険に晒される可能性があるため、鴨川に限らず河川敷でのテント泊は許可できない。

2.昼間のテント設営については、他の利用者からの苦情により即時撤去求められたり、他の利用者の非難に晒される場合がある。

テント泊については強い文面でダメ出しされていますが、デイキャンプについては「他の利用者」を理由に「やらない方がいいよ」というニュアンス。
最後は「他の利用者の妨げにならないような利用をしていただきたいと考えています。」と締められていて、やはり個人のモラルに委ねられています。

結論的にはテント泊は不可。デイキャンプは可能と読めます。
でもこんな「空気読めよ」という中でデイキャンプを決行出来るほど私は強メンタルでもなく、そこまでして鴨川でテントを張ることに拘るのは、もはや変態行為に近いように思えてきました。。。

ちなみに、淀川水系でのキャンプについてはかなり寛大で、マナーと天候等に気をつけて楽しく利用してねという文脈。地域差は大きいですね。

キャンプ場以外の場所でのキャンプってすごく難しいのね。。。でもきっとその代償として日本の治安や景観は維持されているのでしょう。
最近プライベートキャンプの目的で山林を買う人が増えているそうですが、なんとなくその気持ちがわかるような気がしてきました。

ところで今回の鬼検索の最中、「河川敷って本当に『自由利用』して良いの?キャンパーの疑問に終止符を打っておきたい」という見出しのブログを発見しました。
同じ疑問を持った人が他にもおられて嬉しいやら心強いやら!
私のアホ思考を書き連ねたnoteと違って、非常に掘り下げられた役立つ内容です^_^



次回 そもそもイベントでソロテントってOKなん?に続く (まだ続くのか。。)

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