日本縦断歩き旅《佐賀⇒熊本》2日目『リポDの”D”ドイツ由来だから”デー”』荒尾市⇒熊本市
AZホテルで6時起床。
この日は４５ｋｍ越えの予定で長距離、ラジオ体操をして備える。
晩御飯はイマイチだったが、朝食は普通で良かった。
冷たい物は味噌汁に入れて温めた。
いつもの納豆卵だけでもご飯がススムが明太子まであって、なおススム。
仕事でホテルを利用している人が多く、朝食食べ終わると相乗りのバンに次々乗り込んでいった。
AZホテル、初めて泊まったがこの先でもよくお世話になった。
出発すると小学生に大声で応援される。
車が少ない裏路地を通る。
田植えをよく見かけた。
駅になにかある。
デカい金魚。
ひたすら真っすぐ進む。
歩道が別れていて歩きやすい。
晴れていて日差しが強く。
日焼けした。
これからあの山の向こう側の熊本市内にいく。
すでに到着が夜になるのは確定していた。
この先になにもなさそうなので、早めに昼食をとる。
お弁当屋さんだが、店内調理のイートインもついていてそこで食べる。
タンパク質目当てでかつ丼。やや濃く甘い味。
それがかつ丼ではあるが暑さのせいか、あまり食が進まなかった。
歩き続けていると、トマトの野菜販売をみかけ立ち寄る。
喉が渇いていた。
きっと新鮮でおいしいだろうと、すぐに料金箱にお金を入れ、トマトを選ぼうと袋に触る。
すると小さい虫がわーッと舞い上がる。
どのトマトにも虫がいて、トマトは熱さで柔らかくなっていた。
お金はそのまま、トマトをとらずに先を急いだ。
これ以降、直売で買わなくなった。
（この日は日差しが強く、たまたま条件が悪かっただけだとは思う）
金峰山がまだまだ遠い。
手のギブスが蒸れてかゆい。
冷たい物がほしく自販機に吸い寄せられる。
リポビタンDが１００円!!スーパーより安い!!
あまりの安さに２００円入れて2本買おうとする。
ボタンを押すと10円玉がブリブリおつり入れに落ちてくる。
「？」
ああ一本づつ買えって事？
でも100円を10円玉で返さなくても・・・。
10円玉が4枚しかない。
釣銭間違えかも、一応もう一度100円入れてリポD押すと出てこない。
このリポD１６０円だ！！安くもなんともない。
最悪、誤表記じゃねぇか！詐欺だ。
自販機をよく見ると右上の小さい張り紙で、
一部エネルギー商品値上げのお知らせ。
「うわぁ汚ねぇよ、あんた」
たぶん値上げ前も１００円でリポD売ってた時期なんかないんだろうに。
なんだかなぁ。とか思いながらリポD飲んで歩く。
ちなみにリポビタンDの”D”は医類品らしさを出すドイツ語読みの商品名らしく”ディー”ではなく”デー”らしい。
損をしたとクヨクヨしていたら、
オレンジ色の髪のお兄さんにコーヒーを貰う。
Uターンしていったから、届ける為に来てくれたのかもしれない。
ありがとう！
自販機で熊本嫌いになりそうだったけど、一気に熊本が好きになる。
ちょろい。
夏目漱石ゆかりの地らしい。
奥まで行かないと見れなさそうなので先を急いだ。
全身赤。ズボンだけでも別の色塗ってあげたい。
熊本市に入る。
足の裏が限界きていて痛くてたまらない。
その辺で野宿したくなるが、今回は手をケガしているからキャンプ道具は持ってきていない。
電車も近くにない。
諦めて無心で歩く。
歩道が無い所がちらほら続く。
上の写真は歩道があるが、途中で左がわのような歩く場所がない所があって大型車が来ると怖かった。
日が沈んでいく
夕暮れ。電池も少なく、これ以降、写真はない。
この後はどんどん街並みが都会になっていき、熊本市の中心へ向かっていく。
日が落ち切ると急ぐ必要もないので、やよい軒に入って休憩。
熊本市街に入ったので、夜中歩いても明るいだろうと思いゆっくりする。
一度休むと足が重くなるが、踏ん張って熊本市役所方面へ向かう。
白川沿いに歩くと夜景が綺麗で歩道も広く気持ちが良かった。
漫画喫茶に向かう途中繁華街に入ってしまい、道に迷う。
カプセルホテルを見つけて泊まれるか聞いてみるが、
この日は土曜日。混雑して満室だった。
店員も迷惑そうで、話しかけなければ良かったと思った。
繁華街は合わなく、イライラしてくるので、急いで漫画喫茶にかけこむ。
受付が無人でシステムに戸惑うが何とか個室がとれて安心した。
漫画喫茶の中は、ずーとなにもせず階段でウロウロしている謎の人がいたが、鍵付き個室だったので安心できた。
シャワーにも入れた。
フラットシートがとれなかったので、リクライニングシートであまり熟睡は出来なかった。
次の日の歩き旅はお休みしてゆっくり熊本観光する予定。
この日 歩いた距離 ４６ ｋｍ
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