日本縦断歩き旅《島根⇒佐賀編》12日目『歩き旅とオーディブル』宗像⇒博多駅
前日急遽泊めて貰ったチサンイン。
安いし内装キレイでとても良かった。
前日は疲れがピークですぐ寝てしまい写真を撮るのを忘れてしまった。
せっかくいいホテルだったので、チェックアウトギリギリ10時まで居座ってしまう。
少しでも雨に濡れた靴などを乾かしたかったのもある。
歩き始めると
巨大なビジネスホテルを見かける。
値段が表にでているのがいい。
ホテルAZは後の九州旅でなんどもお世話になることとなった。
小雨もあり霧がかって幻想的だった。
この日はひたすら大通り沿いを歩いた。
雨もあり旅情はないのでひたすらオーディブルを聞く。
この後にリサイクルショップへ行き、
ワイヤレスイヤホンを買い足す。
海沿いを歩けば良かったのだが、
旅の残り日数に余裕がなくなってきていて、
どうしてもこのルートになった。
途中で事故に遭遇。
朝食にうどん屋入る。
ネギ増しでとろろ天ぷらそば食べる。
１，２時間歩いた後、3号線沿いに美味しそうな天ぷら屋があり立ち寄る。
お腹空いてなかったが、美味しそうで並んでしまう。
少し待ってすぐに座れた。外国人の方も並んでいた。
ご飯大盛でうれしいが、やや硬め。
となりに座っている若い背広の二人組が、
慣れているのか天ぷらが来る前に、
高菜がガッツリ入れてご飯を平らげてしまう。
一品づつ、目の前であげてくれる。
あげたてで美味しい。
白身魚がサクッとしたあと中はホクホクとし、
魚の柔らかいうまみが広がる。
1000円で品数多く食べられる。
家の近くにあったら通いたい。
歩道がしっかりとして歩きやすい。
オーディブルで「ミレミアム ドラゴンタトゥーの女」を聞き終わる。
「変態」の犠牲。
ドメスティックバイオレンス。
主人公の仕事も恋もこなすいい中年ヤリチン自慢のパートが、
聴いていてめんどくさかったけど、
犯人と対極の存在として必要だったのかもしれない。
事件の真相は意外とあっけなかったけど、
最後まで聴けたのはリスベットの魅力。
それと事実、北欧でのドメスティックバイオレンスが多い現状をみせている所が引き込まれた。
この後、コンビニでトイレを借りた時、
女性の性被害相談ダイヤルの張り紙があり。
福岡は女性の性被害が多い県だと知る。
巨大なパチンコ屋の廃墟。
福岡空港が近づいてきて、
飛行機の轟音が鳴る。
歩いていて博多駅にすごい近い事に驚いた。
くまモン。
まだ熊本は先だが、
みかけると存在感強い。
あまりくまモンを意識してこなかったが、
くまモングッツ欲しくなる。
博多駅に着いた。
色々見て回りたいが疲れているのと荷物があって動きずらい。
それに休日で都会の人波にやられてボロボロの旅の服装が恥ずかしかった。
結局、安いホテルがとれず漫画喫茶に泊まることにしたので荷物を抱えて歩くことに。
屋台でご飯食べたかったが、人の多さで嫌になって、
無難に一蘭食べた。
今思うと折角の博多なので他に行けば良かったけど、
当時はとにかく人ゴミにイライラして正常な判断ができなかった。
安さとキレイそうなシャワーに惹かれて漫画喫茶決める。
内装はわりとツギハギ多く。
シャワーはシャワー室だけキレイだった。
お湯の調節が難しく、ぬるかったり、熱かったり。
部屋はちょっと汚そうだったので、
長袖とタオルで直接触らないようにしていた。
あと足が延ばせないのが辛くて、
息苦しさがちょっとあった。
明太子を買っていたが、
居心地が悪くて食べる気がせず、
ただ寝る。
この日歩いた距離 ３１ｋｍ
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