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【デッキ紹介】チンチロ忍🎲【遊戯王】


◎はじめに


お久しぶりです。
前回の万丈目構築会からもう1年以上の時が経ちました…はい、生きてます。

遊戯王についてはモチベーションが疎らで思う様に時間も取れず、対戦自体もリモートを中心に月1程度。腕がすっかり鈍ってしまいました(;´д`)トホホ…

東京に引っ越して余裕ができたら仕事帰りにヌメロドスにまた行きたいですね。(職場から30分)

閑話休題。

今日は久々のデッキ紹介です。
この1年で練ったデッキを今後いくつか紹介していこうと思います。

◎デッキ紹介


今回紹介するデッキは「サイコ・ローヴァー」と「忍者」を組み合わせた

デッキ名『チンチロ忍(仮称)』

です!…🥶
デッキレシピはこちら…

〇デッキ詳細

まずはサイコ・ローヴァーの紹介から。
効果はこんな感じ↓

収録はDWBッ…!!

①➁共に賽子に纏わる効果をしています。
即ちこのデッキの"チンチロ"要素です。
運要素が絡みますが、フィールドのカードを対象を取らずに2枚破壊する効果は破格です。
さらに墓地に送られた場合も賽子が当たれば自己蘇生もできます。
ただ強烈なデメリットとして②効果で特殊召喚してる場合、表側表示でいる限りEXデッキからの特殊召喚が不可になってしまいます。
そのため、属性や種族、レベルに恵まれながらも専用構築を求められる遊戯王のカードプールの中でもかなりピーキーな性能をしています。

ですが時は令和、2024年も夏🏖️。
1万種を優に超えるカードプールの中からとある相性の良いカードに目をつけました↓

圧倒的イラストアド🌀

ブラック・ホール・ドラゴンは①効果の"対象としない"カードの効果で破壊された場合に自身を手札・墓地から特殊召喚できます。
そう、サイコ・ローヴァーの①効果で発動条件を満たせるのです。

さらに注目なのは②効果で持ってこれる「ブラック・ホール」で次ターンに相手のモンスターを巻き込みながらサイコ・ローヴァーの効果を起動でき、相手のモンスターだけでなく魔法・罠も破壊、それに反応してブラック・ホール・ドラゴンが蘇生、更にブラック・ホールをサーチ…(〃)

と継続的に相手場を荒らしてくれます。
また、サイコ・ローヴァー専用構築とした場合のフィニッシャー不足問題も同時に解決できます。
勿論、運が良ければですが😅

〇忍者ギミックについて


この2枚のカードを繋ぐギミックとして今回は「忍者」を採用しています。

忍者ギミックを採用した理由は
・聖騎士の追想 イゾルデ
・相性のいい忍法カードの数々。
・若い忍者の存在。

の三点です。

・聖騎士の追想イゾルデ

初動として成金忍者からスタートできればイゾルデからEXスプライトギミックを経由して2枚のサイコローヴァーをデッキから出力できます。
コストとして罠カードを要求されますがサイコ・ローヴァーのサポートカードに罠カードが多い点もある意味で追い風です。

・相性の良い忍法カードの数々
忍法カードにはサイコ・ローヴァーとブラック・ホール・ドラゴンを両方からサポートできるカードがあります。

初手で引いてしまった又は「忍法装具 鉄土竜」で忍者として扱うサイコ・ローヴァーを起動させつつ、忍者ギミックにつながる「忍法 落葉舞」や
忍者ギミックからドラゴン族をサーチできる「忍法 超変化の術」
等があります。

・若い忍者の存在

「若い忍者」は自フィールドに表側表示でモンスターが特殊召喚された場合に手札から自身を特殊召喚し、EX縛りのかかったサイコ・ローヴァーを一時的に無力化できます。
つまり、このデッキにおいては本来できないはずのEX展開を能動的に行えるようになる訳です。
②効果も確実な妨害又はサイコ・ローヴァーの一時的な無力化に繋がる好相性の一枚です。

以上の理由から忍者ギミックをメインエンジンとして採用しました。
忍者の苦手とする盤面捲りをサイコ・ローヴァーやブラック・ホール・ドラゴンは解決してくれる点もテーマとして更に好相性とも言えます。

〇カード紹介


ここからはこのデッキにおける各ギミックを紹介していきます。
まずは忍者ギミック

忍者ギミックの為に必要なカードも入ってます。

理想初動は「成金忍者」+罠カードの2枚です。
初手確率を少しでも上げるために増援と召喚僧サモンプリーストを採用しています。
また「獣の忍者 獏」をサーチ・特殊召喚できる「聖騎士の盾持ち」。基本的にイゾルデの①効果でサーチします。
イゾルデの②効果で墓地に送る最優先装備魔法の「忍法装具 鉄土竜」
「若い忍者」効果でサイコ・ローヴァーのデメリットを一時的に無効化できた場合の各種EXの忍者達を最低限採用しています。
この辺は忍者で混ぜ物をする場合には割とポピュラーかもしれません。

次にサイコ・ローヴァーと相性の良いカード群

サイコ・ローヴァー使うならもはや定番の面々

ブラック・ホール・ドラゴンは勿論、素引きした場合の超変化の術のサーチ先としてサイコ・ローヴァーと相性の良い「闇黒の魔王ディアボロス」
イゾルデの②効果のコストになりつつ、素引きでもサイコ・ローヴァーを蘇生できる「ストーンヘンジ」
死に札と化した墓地のサイコ・ローヴァーを一挙蘇生できる「念動収集機」
サイキック族おなじみの「緊急テレポート」
今回は初動で2枚落とす事が確約されているので一枚のみ。
フィールドのモンスターをコストにドローや罠サーチのできる「ハイレート・ドロー」「トラップ・トラック」「闇の増産工場」
サイコ・ローヴァーの運要素をカバーしてくれる「でたら目」
いつもおなじみサイコ・ローヴァーの出力担当EXスプライト

各種相性の良いカードを最低限のバランスで採用しました。「成金忍者」のコストの都合上、罠カード多めになっています。

次にその他サポート↓

縁の下の力持ち

イゾルデの②効果での出力先「六武衆の指南番」
フィールドから墓地に送られた時にサーチできる「六武式襲双陣」が妨害と展開両面で役立つので非常に優秀。素引きケアも兼ねて2枚採用。
長期戦によるライフアドバンテージの獲得、サイコ・ローヴァー、ブラック・ホール・ドラゴンの打点確保、成金忍者のコスト回収の多岐にわたる活躍が見込める「漆黒の太陽」
罠サポートとしてもイゾルデのコストとしても優秀な「トラップ・ギャザー」
初手なら初動の確保、その他必要なカードの実質サーチカード「金満で謙虚な壺」
このデッキにおいてはEXがあまり重要ではない為、EXのコストは自由に採用してください。
コストとしても優秀で永続魔法、罠の緊急回避・再利用できる「Vivid Tail」
EXは便利そうな「剛炎の剣士」「S:Pリトルナイト」
素引きした六武衆の指南番を最低限の初動にしてくれる転生炎獣アルミラージ

カジュアル環境に合わせ、パワーを抑えつつ多方面に対応できる為のカードを採用しました。
ただ課題としてはやはりサイコ・ローヴァー失敗後のリカバリー力が低いかもしれません。蘇生罠を採用するのもありか?


◎理想展開


理想初動の動き
※ぬくもり感じる手作りルート紹介

次ターンでは盾持ち→獏で鉄土竜を回収できれば強い動きになります。
罠で忍法引けている場合は、事前に伏せておけば若い忍者ができるので是非伏せておきましょう。
サイコ・ローヴァーは気合で通せ。

◎最後に

今回は運要素の強いカードを使ったカジュアルデッキの紹介でした。
サイコ・ローヴァーは成功するにしても失敗するにしても対戦に華を添える事のできるとても面白いカードの一枚だと思います。昔から目をつけていたので今回形にする事が出来て一旦満足しています。

昨今の遊戯王は最新のカードを純構築するだけで環境一歩手前のカードパワーになりがちであっという間に蹂躙され、デッキの調整に悩んでます😅
勿論カジュアル論争をする訳ではないですが、遊戯王界隈の片隅にあるこんなデッキでも活躍できる環境があれば良いなと思ってます。
ではまたどこかで。

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