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2023.02.03~05 RECAMP足利②

翌朝は流石に冷え込んで0度前後。
コーヒーを淹れて軽く朝ごはんを済ませたらお散歩

松田川ダムというダムの一帯がキャンプエリアになっています
どうやら冬は閉鎖されていますが
ダム湖の周辺もキャンプができるみたいです

小川が流れているのと桜が沢山植わっているので
春に来たらさらに良さそうです

栃木県に来ましたのでお昼は宇都宮餃子!

午後からは晴れ間も広がり気持ちのいい一日でした

夕飯はこないだすっかり気に入った石狩鍋らしきものw
今年は本場の石狩鍋を食べに行ってみようかなw

翌朝は早々に撤収して温泉に入り、足利市街へ

温泉はここにいったんですが年季が入っててすごかったですw
まさに昭和って感じでしたw

なかなか機会に恵まれず行けていなかった足利学校を見学。
戦国時代には3000人もの学生を抱え、
宣教師たちにも存在が知られた当時最大の学校です。
ここで学んだ学生が戦国大名に仕えて
兵学や占いなどで活躍したと言われています

すぐ近くにある鑁阿寺(ばんなじ)も見学してきました
もともと足利氏の館だったところに建てられた足利氏の氏寺です
鎌倉期の典型的な武士の館の構造を遺しており勉強になりました

30年前に大河ドラマ化された「太平記」のときに
足利尊氏(真田広之)が着用していた鎧も飾ってありました
太平記は歴代大河の中でも傑作ですしアマゾンで課金すれば
今でも見れますので鎌倉殿が面白かった人は見てみるのも良いかと思います

そんなわけでキャンプに史跡めぐりも抱き合わせられて
楽しい三日間でした^^
やはり今回も感じたのは歴史は机の上で学ぶのではなく
現地に出向いて学ぶものだなということです。
以下、キャンプ関係ないのでここで閉じていただいて大丈夫ですw

子どもの頃、大河ドラマで「北条時宗」っていうのがあってですね
鎌倉殿の最終回の少しあとから話が始まります
そこで毛利季光という人物が出てくるんですが、
子どもながらに
「変わった名前だし戦国大名の毛利元就と関係あるんかなぁ」
と思っていたんですね。
でも毛利季光も毛利元就もそんなに入試に出てくるような人物でもないので
小学校でも中学校でも高校でも授業ではわからずじまいでした。
大学生になったとき広島城を見学していると
毛利氏の家系図があってよく見てみると
鎌倉殿にも登場した大江広元の子が毛利季光で
その末裔が毛利元就だということがわかりました。
今でこそ西遷御家人の話は授業でも触れますし、
そんなもんちゃんと本読んでればわかるって話もありますが、
個人的には「現地調査は歴史の基本」という
自分のスタンスの原体験は広島城での出会いにあります。
今回の足利学校でもいろいろな学びや出会いがありました。
例えば敷地内に上村彦之丞が植樹した月桂樹があったんですね。
上村は日露戦争で活躍した提督で東郷平八郎ほど有名ではないですが
晩年、耄碌した東郷よりも個人的には好きな軍人です。
いずれにせよ上村のような人物は教科書には載りませんし
ましてやその彼が日露戦争の戦勝祝いで
足利学校に月桂樹を植えに来たことなど
どんな専門書にも載っていません(wikipediaに載ってたけどw
こういう小さな発見が楽しいのでやはり現地調査は
歴史の醍醐味だなぁと思うのです。以上。駄文失礼しました。

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