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何かを"やめる"ということ:禁酒禁煙ダイエット

加齢と共に必ず考える必要が出ること、それが禁酒禁煙ダイエットです。
何故かというと、健康診断の結果に出てくる様になるからです。

つまり、禁酒禁煙ダイエットスキルを身につければ体調管理面の不安が解消される訳です。オールAになるという意味ではなく、やれることはやってるという意識になれるということです。

禁酒禁煙ダイエットで共通するテーマとしては、「何かをやめる」という物があります。タバコ、酒、不健康食品ですね。
本来、何かをやめることは、何かを身につけることよりは楽なことなんですが、好きなことをやめるというのはちょっと大変です。やめたくないんですからね。

今回は、タバコ、酒、不健康食品を例にして、そのやめ方を考えます。

メリットデメリット法


まずは分析です。体に悪いのに何故やってしまうのかの検討です。
これは「感情的に正直に」がいいと思います。
あくまで自分で気付ける範囲の内容で考えます。

メリット

■タバコ
 ・気分が落ち着く
 ・美味しい
 ・休憩タイム
■酒
 ・気分の高揚
 ・嫌なことを忘れる
 ・コミュニケーションツール
■不健康食品
 ・美味しい

デメリット

■タバコ
 ・不健康。咳とかヤニ汚れとか。肺は見えないから分かりにくいです。
■酒
 ・暴走して迷惑になる。
 ・二日酔いがきつい。
■不健康食品
 ・太る
 ・健康診断結果にがっかりする。

デメリット部分だけ見ると、どれもやめて問題無い物ということは理解出来ると思います。それでもやめられないのがメリット部分のせいと思います。
であれば、メリットを分析してデメリットにするか、我慢対象にすればいいということになります。

メリットの変換

■タバコ
 ・気分が落ち着く
 →気のせい。相対的な感覚なだけ。吸ってない時が落ち着いていないだけ。
 ・美味しい
 →食べ物と同じ。美味しいと思う感覚が一瞬なので、この感覚を追い続けるよりは、忘れた方がいい。
 ・休憩タイム
 →ただの行動習慣。ストレッチした方がマシ。
■酒
 ・気分の高揚
 →別に楽しい訳ではないから無くても大丈夫。
 ・嫌なことを忘れる
 →解決になってない。
 ・コミュニケーションツール
 →迷惑かけてしまう可能性が高いため、ただの危険行為。
■不健康食品
 ・美味しい
 →メーカーがそう思わせる物を作ってるだけ。非常に不快。薬物と同レベル。

私の場合は、上記の様な感じでメリットを潰しました。
タバコと不健康食品に関しては、メーカーの策略で中毒性物質を摂らされてると思う様になって、嫌悪感まで昇華出来ました。
酒に関しては、とにかく暴走して失敗するのが怖くなりました。元々依存度低かったのですんなりやめましたけど。

メリット・デメリットで自分を納得させたら、次の問題を考えます。
「やめ続けられるか?」の検討です。
ダイエットもそうですが、無理にやめた物は、続けることが出来ません。実際に成功する確率を知ることが大事です。

成功率


■タバコ
禁煙成功率は一般に10-20%程度と言われています。
ただ、私の周りの人を見る限り、50%以上は成功してる様に見えます。
そして、成功してる人は、皆依存症状もなく、やめて良かったと言い、吸いたがる素振りも見えません。
一定期間我慢出来れば、無理なくやめられる物と判断出来ます。
私の場合も、一定期間経過後はタバコへの欲求は無くなりました。
なので、誰でも必ずやめられる物と思います。

■酒
正直な話、酒は依存状態によって難易度が変化すると言われています。
私は依存していなかったので簡単にやめられましたが、人によってはやめることが困難なこともあるそうです。
タバコ中毒で入院とかは聞きませんが、アルコールは入院すらあるという現実があるため、症状が重い場合は過酷なんだと思いますし、その場合はやめられると断言は出来ません。むしろ難しいと思います。

■不健康食品
実は、これも酒と同レベルと思います。酒ほど表面化しませんが、摂食障害の場合は、専門治療が必要になるほど依存度があるケースもあります。
ただ、私もそこまでの症状の経験はないので、一般レベルの依存度であれば、やめるのは簡単だと思います。
ただし、タバコと異なり、食べない理由を明確に持っておいた方がいいと思います。一応は食べ物扱いなので、明確な理由が無いと、自然の美味しい物を選ぶ可能性があります。

何故やめたか?


幸い、メタボで酒飲みでヤニカスな私でも、大きな離脱症状無くこれらをやめることが出来ています。
という訳で、最後に、今現在、これらをやらない理由を書いて終わります。

■タバコを吸わない理由
 ・ヤニ汚れがきつい。空咳が出る。息苦しい。
 ・いつか病気でやめるのだから、今やめても一緒。
 ・美味しい物と一緒で、吸った瞬間しか効果がないのが虚しい。
 ・やめて良かったという意見を体感できたから。
 ・一利無しとは思わないが、害とのリスクリターンが合わない。
→将来的な病気に怯えて吸うくらいならやめた方がマシ。
■酒を飲まない理由
 ・飲んで記憶飛んで取り返しのつかない行動をするのが怖い。
→記憶が無い行動で一生を棒に振るのがとても怖い。
■不健康食品を食べない理由
 ・食べた瞬間だけの満足に気づいたため。
→美味しい物を食べたのに、あとで後悔しているのを見て、不快感を感じたため。
健康的な食事が出来た場合、例え味がイマイチだったとしても、ずっと幸福感が続きます。

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