学校の先生をちょっと暇にする!!〜現場ですぐにできること〜
先日、こんな記事を書きました。
キャッチーなタイトルからか、これまでで一番見てもらっています。感謝感謝です。
この記事は簡単に言えば、学校の先生を暇にするために、標準時間数ギリギリの時間数で教育課程を作りましょう。というものです。
で、これができるのは、教務主任、あるいは教頭や校長にしかできません。なぜなら、教育課程の作成は教務主任が管理職と相談して決めるものだからです。おそらく、9月くらいから次年度の計画を作成していると思います。
なので、ほとんどの先生にとってはよくわからないものです。
今回は、どんな先生もちょっとでもできる「ちょっとだけ暇にする方法」を記事にしたいと思います。
学校の先生をちょっとだけ暇にする方法
それは、教務主任の先生に「予備時間数」を確認することです。
予備時間数というのは、教育課程の授業時間数を計画したときに、台風による警報とかインフルエンザによる休校によって、1年間で履修漏れがないように、計画段階でちょっと多めに授業時間を確保しているものです。
授業時間数について、もっと知りたい方はこちらをどうぞ↓
で、僕が教務主任をしていたときは、校長先生に3日間つまり、18時間は確保しておいてと言われてました。これは、休校がなかったら、18時間余分に授業をしていることになります。
この予備時間数は1年の中で、休校がなかったら削ることが可能です。時間割の中で、水曜日6時間を5時間にして、1時間削ったら良いだけです。
実は、予備時間数を確保しすぎて、授業をやりすぎていると文部科学省も問題視しています。おそらく、コロナによるものだと思います。
ただ、コロナで休校はもうほとんどありませんし、子どもが欠席した場合は授業を録画したものをiPadで見てもらったり、補習をしたら良いだけです。わざわざみんな、授業を多めにする必要はありません。
僕は、休校にならなかったら、2,3月の水曜日を5時間授業とか4時間授業にして、予備時間数を削ってました。
こういうことを教務主任に「予備時間数」を聞くことで確認することが、ちょっと暇にしていく一歩になります。
そこらへんを理解している教務主任の先生は、少しずつ先生とコミュニケーションをとって、授業時間を削ってくれたりしてくれるのですが、あまり、理解していない先生は、計画のまま進めたり、中には、計画段階でめちゃくちゃ多めに予備時間数を確保していたりします。
ぜひ、一度確認してみてください。
以下の記事に書きましたが、ICT、AIがある現在は、昭和の時代と同じだけの授業時間数は必要ないと思っています。先生の働き方改革のためにも、子どもの遊ぶ時間確保や補習の時間確保のためにも、授業時間数を減らしたいなと思っています!!
僕には夢があります。
僕は公立学校の教諭として10年働いてきました。僕の夢は学校の先生を暇にすることで、先生もハッピー、子どももハッピーな社会を作ることです。そのために、標準時間数を減らすこと、休職とか、担任の負担軽減のための臨時教員派遣ができる人材バンクが必要だと思っています。
これからも、その夢の実現のために発信していきますので、共感してくださった方は、フォロー、ご支援、応援よろしくお願いいたします!!
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