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学校の先生を暇にする‼️

僕の夢の一つはこのタイトル通りです。
この夢を達成できたら、学校の先生も子どもも幸せになるからです。
このために必要なことは標準時間数を減らすムーブメントを起こすことです。

日本の学校の先生の業務時間が問題であるのはみなさんご存知だと思います。

ただ、この問題に対して、調査だけをして具体的な手立てを解決策を踏めていないのも事実です。

最近は、自分自身もなってしまった精神疾患による休職の記事をいくつか書きました。

チャットGPTによる解決策

また、チャットGPTに聞いてみました。

質問内容:「日本の学校の先生の業務時間が長いことが問題になっています。これを解決するために有効な方法を10個教えて」

ChatGPT
業務範囲の明確化: 教師の業務が広範であることが時間を食ってしまう大きな要因なので、主要な教育業務に専念するために、非教育業務(例えば、行事準備やクラブ活動)を制限したり他のスタッフに任せるようにする。
ITの活用: IT技術を活用して管理業務を効率化し、作業時間を削減する。例えば、学生管理システムを導入したり、オンラインでの授業準備や採点を可能にする。
③助手の採用: 一部の教育業務を支援するためのアシスタントを採用する。これにより、教師はより教育に集中できるようになる。
④専門性の向上: 教師一人ひとりが全科目を担当するのではなく、専門科目を持つ教師を増やすことで、準備時間や授業時間を効率的に活用できる。
⑤コミュニティの協力: 地域コミュニティや親、学生たち自身が学校運営に協力し、教師の負担を軽減する。
⑥教育訓練の強化: 教師が時間管理や効率化の技術を習得できるよう、定期的なプロフェッショナル開発を提供する。
⑦フレックスタイムの導入: 教師が自分の時間をより柔軟に管理できるようにすることで、ストレスの軽減や仕事とプライベートのバランスの向上に寄与する。
⑧メンタルヘルスの支援: 教師のストレスを軽減するために、カウンセリングやリラクゼーションの時間を設ける。
⑨労働時間の法的制限: 教師の過労を防ぐために、教師の労働時間を法的に制限する。
⑩教師の人数の増加: クラスの人数を減らし、教師一人当たりの生徒数を減らすために、教師の人数を増やす。これにより、教師が必要とする個別指導や準備時間を確保できる

③⑤⑩のような人的資本の増加はありかもしれないですが、その他に関しては、それらを実行に移すのに莫大な時間がかかってしまいます。これができないから、現場は変わることができないと思うのです。

また、③⑤⑩に関しては、昨今の教員採用試験の倍率からわかるようにそもそも教師になろうとする人が減っており、なったとしても休職、退職してしまう現状です。となると人を増やすのもなかなか厳しいですね。(僕は、これを解決するためにNPOの設立をもう一つの夢にしています!!)

チャットGPTでも考えれない解決法はこれだ!!

僕は、教務主任をしているころからずっと思っていたんですが、そもそも文部科学省で決められている標準時間数を減らしたら学校の先生は時間ができるのではないかと思うのです。

標準時間数については、昔以下の記事をかきました。この記事は未だにアクセス数が多い記事です。気が向いたら御覧ください。

標準時間数とは、学習指導要領で示している各教科等の内容を指導するのに要する時数を基礎として、学校運営の実態などの条件を考慮して 国が定めたものです。詳しくは以下のリンクに載っています。

https://www.mext.go.jp/content/20210629-mxt_kyoiku01-000016453_4.pdf

そこで、チャットGPTに年間授業時間数を減らすことは可能か聞いてみたら以下のような答えでした。

年間授業時数を減らすことは可能か?

ChatGPT
年間授業時数を減らすこと自体は可能ですが、それが教育品質や生徒の学習結果にどのような影響を及ぼすかを考慮する必要があります。また、その変更を実施する前に、以下のような事項を検討する必要があるでしょう。
学習カリキュラムの見直し: 授業時間を減らすと、カリキュラムを見直し、学習内容を効率的にまとめる必要があります。これは、教師のスキルや専門知識を要求します。
教育の質と範囲: 授業時間を減らすと、特定の学科や科目の深い理解や、より高度な学習内容に取り組む時間が減少する可能性があります。これは教育の質や範囲に影響を及ぼす可能性があります。
学習の自主性: 授業時間が減少すれば、生徒は自主学習により依存することになる可能性があります。これは一部の生徒にとっては有益かもしれませんが、一方で、自主学習のスキルや資源にアクセスできない生徒には不利になる可能性があります。
社会的合意: このような重要な教育政策の変更は、教師、親、学校管理者、教育専門家、政策立案者など、教育関係者全体の合意を必要とします。
したがって、年間授業時数を減らすことは可能ですが、その影響を理解し、適切な計画と調整を行うことが重要です。

教育の質とか範囲については、ICT、AIによって、そもそも授業時間を削れるはずです。また、自主学習のスキルや資源にアクセスできない生徒に不利になるのは、放課後がたくさんあったほうが、放課後に補習ができてより有意義な時間になると思います。

いちばん重要なのは、社会的合意です。
次の学習指導要領の改訂までに「学校の先生を暇にする」をテーマにして標準時間数を減らすためのムーブメントを起こすことができたら実行できるのではないでしょうか?

これだけ、社会が発達しているのにチョークアンドトークの方法と同じ時間だけ授業時間数が必要だという根拠は非常に薄いはずです。

このようなことから、僕は、学校の先生を暇にする!!をテーマにして標準時間数を減らす声を上げたいと思います!!

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