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2年間、つらかったですね。
前日までの(理解されなかったらどうしょう)という心配は、霞が晴れるように消えていった。

医師は、当たり前の様に状況を理解してくれ
あっけなく休職の診断書が出された。

この日の診察の内容はよく覚えていない。
一体、何を話しただろうか。
「とにかく心と身体を休めたい」それだけだった。

帰り道
これで首を吊らずに済んだんだと思った反面

精神疾患を発症した私はもう会社で同じポジションには戻れないかもしれないと思っていた。
数年前までは、お金がなくて苦労した。

電車では、ぼんやりそんな事を考えていた。
診断書はある意味、烙印のようだった。


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