Netflix そして私たちは
Netflixのもはや得意ジャンルになっているメキシコカルテルを題材にしたドラマシリーズ
実際に街の住人を大虐殺したカルテルの事件を題材したドラマで、ストーリーは主に街の住人側から描かれたストーリーで、一人主人公を据えてのストーリー展開というよりかは色々な街の住人の視点で話が進んでいくマルチストーリーシステムになっている
徐々に話が良くない方向に向かっていく緊張感はメキシコカルテル作品としてのはよく出来ていたと思う
ただ予算的な問題なのか役者も演出も結構限られた範囲で作られた感が色々な部分で見られるので、ナルコスのようなクオリティを求めてしまうとちょっと最後まで観るのはしんどいクオリティ
演じている人が全員素人で当時住んでいた人達がこのドラマで演じているのなら相当のドキュメンタリー再現ドラマだとは思うけれど、そういう訳でもなさそうなのでそういう面ではちょっと物足りない感じ
話数は短いので見れないということはないものの、思ってしまうことは「なんでこんなにダメ人間ばかりなんだろう」というそこを思ってしまっては事件なんて起きないしドラマにならないという根本の問題の感情を抱いてしまうので、その辺りの見せ方なのか脚本の部分なのか改善できていたら良かったのになあと思えて仕方がない
メキシコカルテルモノはナルコス以降バカみたいに作られたけれど、そろそろネタが尽きてきたのか最近はだいぶ減った印象もあるので、無駄に乱発して作るよりかは質で勝負するような作品が観たい
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